「ジャン=ポール・ベルモンドの交換結婚」(1972)は、監督が「いとこ同士」などのクロード・シャブロルで、J.P.ベルモンドとミア・ファローが主演と聞けば、“まともな”映画だろうと想像するが、これがとんでもないB級映画だった(笑)。
プレイボーイで、女たらしのポール(J.P.べルモンド)は、美人には飽き飽きしていたときに、大学の友人と「一番ブスな女を誘惑した人が勝つ」というゲームで優勝。賞金でチュニジア旅行に出かけ、そこでブスな女、クリスティーヌ(ミア・ファロー)に出会い、1年後にボルドーで再会し、結婚することになるのだが・・・。
原作は、ユベール・モンテイエの小説「殺しは時間をかけて」ということで、最後にぞっとする、どんでん返しのある艶笑喜劇&スリラーだ。
クリスティーヌは、地域では有名な私立病院のお嬢様であり、結婚式には、ロンドンに住むクリスティーヌの妹、マルティーヌが出席して、その美しさとグラマーな肢体に惹かれていき、なんとポールは、マルティーヌと関係をもってしまい・・・。
ミア・ファローが、ブスの要素をすべて兼ね備えて登場(爆)。
性格も、神経質で自意識過剰で被害妄想気味な女を、うまく演じているが、最後には、眼鏡をはずして、髪をおろし、煙草をぷかり・・・。
ラストにしたたかなクリスティーヌの報復があったのだ!!!
(映画の教訓:女は怖い)
(追加コメント)一言でいえば、変な映画でした(笑)。
このDVDは、HKさんが「禁じられた情事の森」とともに送ってくれました。HKさんは、普通の映画ファンが見るような大ヒット、娯楽映画とは【一線を画した】ユニークな映画をつないだブログで、独特な考察が鋭いです。
※HKさんのブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/tomoko_more
GH字幕さんによれば、HKさんの頭文字「H」は「ヘンタイ」ではないかと、揶揄するのを時々見かけます。GH字幕さんのHも「同類」ではないかと思う今日この頃であります。“H”軍団に引きずられないように【一線を画したい】と思うfpdで、間違ってもhpdにならないようにしたいと思います。軍団にはすでに、”洗脳された”?二人の美女(東北のくら○さん、アメリカのpu-○○さん)も仲間入りしているという噂である。
くわばら、くわばら・・・(爆)。
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