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<span itemprop="headline">日本人の英語力、世界最下位の155位。</span>

 
昨日のテレビ番組で、さまざまな分野での日本のランキングというのを紹介していた。大学進学率も日本は56%で、世界から比べると、かなり低い。韓国、フィンランドなどは90%以上。キューバなどは、大学まで、授業料などは無料。
 
驚いたのは、日本は英語力(おもにヒアリングなど)で、世界155カ国の調査で、「堂々の最下位」155位だった。アフリカなどが、ランクがひとけたの上位。数十カ国の日本語堪能な国のひとが出演していた番組だが、みな日本語が驚くほど堪能。
 
その中の一人は、日本の大学生が授業中に居眠りをしていたのは「ありえない」と語っていた。日本の大学に入るのは難しく卒業は簡単というイメージが定着しているようだ。スイス人などは、一般に誰でも最低3ヶ国語は話す。スイス人曰く。少なくとも、フランス語、ドイツ語、英語は皆話すという。国境が隣接していることも要因だろう。
 
ある外国人女性は、日本人は、完璧を目指し過ぎるという。よく言われることだが、文法にこだわって、話を積極的に話をしない。「私なんか文法を知らなくても日本語が話せる」と得意げだった。
 
今日のテレビ番組で、秋田県にある「国際教養大学」というのが、就職率100%で、
注目されているというのが紹介されていた。大学ができたのは2004年というから、まだ6年しかたっていない。
 
授業はすべて英語。少人数授業。4年間のうち1年間は、外国の留学が義務付けられている。24時間の図書館。さまざまな国からの学生を受け入れている。大学の関係者は、大学は就職のためのものではないと強調していた。結果的に、就職率がよいということだという。
 
問題もあるという。
チャレンジ精神の多い外国人が日本化してしまわないかということ(没個性)。
一方、応募者数が増え、昨年は競争率が24倍にもなっていたという。優秀な人ばかりが集まる学校になってしまうのが心配といった、うれしい悲鳴とも取れる発言も。
 
ことしは、就職関連では、「グローバル人材元年」という。韓国などの会社が世界的にプレゼンスを増している中で、日本の社会、会社もグローバルに闘っていかないと、遅れるということで、人材の国際化がはじまったということ。
 
グローバルな人材ということでは、英語ができるというのは、実は最低条件であるようだ。
 
留学指導・語学教育に携わるある人によると、国際社会で活躍する人材の英語を学ぶ一つの意味は、「世界の好きなところで好きなことができる可能性が高まる」という点にあるという。

海外の大学院に進む場合などは当然最低要件としての英語力を満たさなければならず、「なければスタートラインにすら立てない」というのは当然のこと。

その上で、「国際社会で活躍する人材」の基本条件として、4つの点を
日頃話しているという。

1)
自己理解(「自分の運命のひとつである母国」を大切にする心も含む)

2)
正しい意思発信と意思受信
(コミュニケーション)
a.伝える能力と理解する能力
b.伝える意識と理解する意識
c.伝えたいメッセージを持つ(その前提となるのが「自己理解」)

3)
多様性への耐久力・理解・感謝
3レベルを経ての成長)

4)
上記13が備わった上でのリーダーシップ

一般的に「英語力」といわれているのは、実は2)aで示している一つの要素にしか過ぎないということだという。
 
「わあ、もう手遅れだぁ!」
(生まれ変わったら、がんばるか!?爆)。