(見えない場合は、こちら:https://youtu.be/kUhLHxnPcHo )
「シンシナティ・キッド」(1965)は、のちに「夜の大捜査線」「屋根の上のバイオリン弾き」などの秀作を連打したノーマン・ジュイスン監督の出世作。
スティーブ・マックイーンは、TVの「拳銃無宿」で人気を得て、「荒野の七人」「大脱走」とアクションスター街道をまっしぐらだったが、この「シンシナティ・キッド」では、若き放浪の一匹狼のギャンブラーに扮して、ポーカーで最後の大勝負に挑む姿が、印象的だった。相手は、大物感漂うエドワード・G・ロビンソン!
共演のアン・マーグレットがキュートでかわいかった。
ポーカーフェースという言葉があるが、ポーカーでは、相手に手持ちカードを悟られないように無表情を通すのがセオリー。大勝負でシンシナティのキッドは、はたして勝利することができたのか・・・。レイ・チャールズの歌も素晴らしかった。
ハイライトのポーカー・シーンは、息をのむほどの緊迫感があった。
カードの表に出ている4枚を見る限り、キッドが優勢に見え、周りの見物客も、大物として長年君臨しているハワードの負けと予想していたのだが・・・。
それにしても、驚きの幕切れだった!
(ネタばれ)
A(エース)3枚を含む最強のフルハウスでも、破れてしまう、相手の持ちカードとは、いったい!爆)
監督:ノーマン・ジュイソン
出演:
スティーブ・マックィーン(シンシナティ・キッド)
アン・マーグレット(メルバ)
カール・マルデン(シューター)
エドワード・G・ロビンソン(ランシー・ハワード)
チューズディ・ウェルド(クリスチャン)
ジョーン・ブロンデル
ジェフ・コーリィ
ジャック・ウエストン
音楽:ラロ・シフリン
主題歌:レイ・チャールズ
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予告編
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