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<span itemprop="headline">映画「少年メリケンサック」(2009)・・・宮崎あおいの型破りの演技!</span>


レコード会社の新人発掘担当として働くかんな(宮崎あおい)の元気いっぱい、はちゃめちゃな活躍を描く。宮崎あおいは、この映画で「日本アカデミー賞」主演女優賞にノミネートされており、この映画を見るまでは「ヴィヨン」の妻こと松たか子で決まりと思っていたが、案外、宮崎あおいが有力では・・・
と考えが変わってきました(笑)。

映画は、かんながある日、ネットで絶賛されているパンクバンド「少年メリケンサック」を偶然発見、スカウトのためにメンバーを訪ねるが「少年メリケンサック」の映像は25年以上も前のものだったといったストーリー。

ところが、かんなの上司(ユースケ・サンタマリア)は超乗り気。

当時のメンバーは、秋夫(佐藤浩市)をはじめ、現在は人生の落伍者の典型のようなオヤジばかり。 一方少年メリケンサックのネット上での人気は高まるばかりでライブツアーも決まってしまう。

会社の稼ぎ頭であるカリスマシンガー、TELYA(田辺誠一)の傲慢ぶりを牽制しなければならないこともあり、かんなはダメ人間ばかりのバンドを復活させるべくマネージャーとして奮闘することになる。

この映画の宮崎あおいが、ぶっ飛びの弾けた演技を見せる。



あの「東京メトロ」のCMで、”Tokyo ハート”と語りかけたり、アフラッ○保険のCMで、「ネコとアヒルが~」からは想像できない、型破りの演技が、笑わせる。

数人で車に乗っているときに、中年のグループの誰かが、臭いにおいを・・・。
「だれが、おならをした!」と追及するかんな(笑)。

随所に、パンチの利いた言葉が。

“少年”~とタイトルが付いているが、パンク音楽、悲哀など満載のエンタテイメント映画だった。

宮崎あおいは、3億円事件が女子高生だったという新発想の映画「初恋」の主演が、印象に残るが、
NHKテレビで堂々と主役を演じるなど、若手ホープの一人。

幅広い映画で、活躍が期待される。

佐藤浩市もすごい。他に勝地涼木村祐一田口トモロヲなど。


☆☆☆


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