内容的には、米国の戦争への関わりを批判しているキャメロン監督のメッセージといわれる。
こういう迫力ある映画を見ると、「映画は映画館で」というもともとのポリシーが復活する(笑)。
DVDや、TV放映では決して味わえない。
MOVIXさいたまというところで見たが、映画の上映前にアニメで、MOVIXのPRがあるが、歌の文句は「映画って楽しいな。みんなで見れば、感動100倍~」といったもの。
MOVIXさいたまというところで見たが、映画の上映前にアニメで、MOVIXのPRがあるが、歌の文句は「映画って楽しいな。みんなで見れば、感動100倍~」といったもの。
ひとりで、家で見たのでは味わえないものがある。
この映画が終わったときに、たまたま隣に座っていた女性グループ3人などからは、すすり泣く声が聞こえてきた(笑)。こういった劇場の雰囲気、一体感は家では味わえない。
この映画が終わったときに、たまたま隣に座っていた女性グループ3人などからは、すすり泣く声が聞こえてきた(笑)。こういった劇場の雰囲気、一体感は家では味わえない。
ある程度の年齢で見て、初めて感動する映画もあれば、多感な時期(10代後半から20代前半くらい)に見て初めて、わくわくさせられ感動するという映画もある。「アバター」で泣くことはない年代に入ってしまったということでしょう(爆)。
ストーリーは、パンドラと呼ばれる星に住む先住民ナヴィが暮らしているところに、同じ外見を持つ住人として「アバター」として入り込み、その地域の住人に関する情報を集めることと、最終的にはその地域から住人を追い出してしまおうという話。しかし、先住民にとっては、地球人こそ「エイリアン」なのだが・・・。
このストーリー展開から、米国の保守層などから「反米、反軍の映画だ」といった批判が相次いでいるらしい。
報道されているところでは、3D(立体)技術を駆使した娯楽大作が思わぬ論争を巻き起こした底流は、アフガニスタンやイラクでの長引く戦争に対する米国民の厭戦(えんせん)気分と、それに対する保守派のいら立ちがあるとみられる。
映画の舞台は22世紀の星パンドラ。
希少鉱物を狙う人間たちは、美しい自然と共生する先住民ナヴィと戦う。元米海兵隊員ら軍服の人間は、圧倒的な軍事力で自然破壊をいとわない悪役として登場する。「先制攻撃が必要だ」「衝撃と畏怖(いふ)を与える」などと、ブッシュ前政権の戦略そのままのセリフを口にしている。
これに対して、キャメロン監督は「近年のハリウッドの大ヒット作は、ヒーローが活躍する単純な作品が多かった。これに対し、アバターが戦争、宗教、環境など米国の国論を二分するようなテーマを含んでいるのは事実だ」と語っている。
映画の脚本も担当したキャメロン監督は、ロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューで、「この映画は我々が戦っている戦争を反映している。兵士は不当に戦場に送られている。この映画で目覚めてほしい」と語り、ふたつの戦争に反対するメッセージを込めたことは認めた。一方で、米軍批判との指摘には、「心外だ。私の弟は海兵隊員だが、彼らを心から尊敬している」とテレビ番組で反論した。
そういった背景はともかく、初めて3Dめがねをかけて映画を見た。2時間半以上も3Dめがねをかけてみていると、最初の立体映像の驚きもだんだん「普通」になっていき、驚きも薄くなってしまった。
これまでも特殊映像、CG映画は多かったが、「アバター」は、集大成のような作品だ。
「宇宙戦争」では、エイリアンのような生物と人間が闘う話だった。
今までの映画とは一線を画す映画。
この映画ばかりは、映画館で「3D」で見ないとわからない映画といえそうだ。
この映画ばかりは、映画館で「3D」で見ないとわからない映画といえそうだ。
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