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<span itemprop="headline">「不毛地帯」第14話・・・またしても鮫島が暗躍!</span>

不毛地帯」第14話は、10:30~と、30分遅い放送だった。

今回は、近畿商事が、「石油開発」に乗り出すところから始まった。

壱岐正(唐沢寿明)は、元部下だった兵頭(竹ノ内豊)が、かねてから石油分野に進出したいということで、イラン調査に兵頭を送り込むが、石油コンサルタントのアドバイスで、兵頭にパリに行かせ情報を得ることに成功する。ある人物に会えないでいたが、紅子(天海祐希)を通じて会うことができたからだった。壱岐は、大門社長(原田芳雄)に、石油開発への投資のGOサインをもらい、石油公社の支援を仰ぎに貝塚総裁と面会するが・・・。

貝塚総裁は、近畿商事の石油開発をバックアップすると口約束はするが、東京商事の鮫島がかぎつけ、
他の大手商社2社を巻き込んで、近畿商事をおさえようとしてきた・・・。

鮫島(遠藤憲一)は、貝塚に石油の支援を頼みに行ったときに貝塚の態度から、最初に動いているのが近畿商事と悟り、他の商社に持ちかけて連合話をたきつけたのだった。

繊維中心の近畿商事ごときにとあざ笑う商社2社の幹部に、鮫島は「甘く見ないほうがいいですよ。近畿商事には壱岐正がいます」とすごむ。

一方で、壱岐は、帰宅すると、千里が訪ねてきた。
「会いたかった」といって、しばらく抱擁する(さざえさん、ちくしょうといっているかな?笑)

「来てくれてありがとう」と壱岐。千里は、一夜を共にして、起きたときに壱岐の横顔をながめて、
満足げに微笑む。朝食をしっかりと作り、二人で食べていると、壱岐は「こんな朝食はほとんど食べたことがない」というと「壱岐さん、しっかり食べないと」と千里。結婚していないが、夫婦のような雰囲気に。ところが玄関で、ブザーが鳴る音が。なんと、壱岐の娘が、母にお供えをと、訪ねてきた。

千里にとっても、壱岐にとっても、いかにも気まずい(笑)。前回、千里が訪ねてきたときには、息子がたまたま、帰国して、立ち寄ったが、女性がいた気配を感じて、怒って帰ってしまったこともあったからだった。

千里も、なんども訪問客があっては、自分の立場もないので「今度来客があったときはどう取り繕うのか」とやや非難めいた口調で言う。

里井副社長(岸部一徳)は、病気で自宅療養中。そこに部下の角田が訪ねてきて、社内の動きを報告するが、石油関連の動きを真っ先に知らせていなかったことで、里井は一旦は激怒するが、角田が「今後は逐一報告する」旨伝えると、「そうするのが当然だ」(里井)でひとまずは収まる。

このところ、壱岐は、仕事面でさらに一生懸命だが、瀬戸際で苦境に立たされる場合が多いようだ。千里との関係も、やや微妙になっている。千里からしてみると、壱岐の態度が中途半端、優柔不断に映るかもしれない。(弁護すると、壱岐壱岐で精一杯配慮していると思うのだが、すれ違いがあるようで。笑)

今回は、石油がらみで、兵頭がかなり表に出てきた。
紅子は、相変わらず、派手な印象で、大物を相手に情報を得ることも兼ねて?デートを重ねている。
里井は、病気で弱っているが、まだやれると信じているものの、会社が自分を外しているのではないかという疑念にとらわれている節がある。

角田は、上役にとりいって、自身の出世を狙っているのか保身なのか、何か思うところがあるような表情を一瞬みせることがある。いつか、この男、裏切りそうだ(笑)。

壱岐がますます、真剣にビジネスに取り組んでいるものの、つめのところで、鮫島のたくらみによってひっくり返されることが多くなっている。机に座っていても、家でソファに座っていても、考え込むようになっているようだ・・・。

大門社長は、壱岐を信頼しているが、大門自身が相場に手を出して、投資を行っていることに対して
壱岐から「大企業の社長が相場を取り仕切るなどはいかがなものか」といわれたことにむっとする場面もあった。「壱岐君、それはいくら壱岐君でも、わしのやりたいことには、くちをだしてくれるな」と諭す。

次回の予告だけ見ると、いろいろと動きがありそうで・・・。