1月15日、新聞社などの配信によると、日本の映画評論家の草分け的な存在だった双葉十三郎さんが、
昨年12月12日、心不全のため亡くなった。99歳。あと1年で「100歳」という高齢だった。
淀川長治さんより1歳年下だが、ほぼ同世代で活躍した。
昨年12月12日、心不全のため亡くなった。99歳。あと1年で「100歳」という高齢だった。
淀川長治さんより1歳年下だが、ほぼ同世代で活躍した。
会社員時代から映画評論を書き続け、退社したあと文筆業に専念した。
1952年から映画雑誌「スクリーン」で40年以上にわたってコラム「ぼくの採点表」を連載し、この活動で日本映画ペンクラブ賞(90年度)を受賞した。菊池寛賞(01年)、毎日映画コンクール特別賞(04年度)も受賞。
私も購入して読んだことがある「外国映画ぼくの500本」など著書多数。
レイモンド・チャンドラーの「大いなる眠り」など、海外ミステリーの翻訳も手掛けた。