2009-09-09 <span itemprop="headline">「ヴィヨンの妻」がモントリオール映画祭で監督賞!</span> 映画全般 カナダで開かれた「モントリオール世界映画祭」で、「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」の根岸吉太郎監督が監督賞を獲得した。「ヴィヨンの妻」は太宰治の原作を基に、放蕩(ほうとう)者の夫に翻弄(ほんろう)されながらも明るく生きる妻の姿を描いた作品。予告編:ヴィヨンの妻/桜桃とタンポポ 予告編出演は松たか子、浅野忠信、広末涼子、堤真一、室井滋、伊武雅刀など。根岸監督は「東洋的なニュアンス、日本的なニュアンスを、こちらの観客と審査員がきちんと読み取ってくれたということだと思う」と話した。去年の同映画祭で最優秀作品賞を獲得した「おくりびと」はアカデミー賞も獲得しており、日本代表作品となれば、可能性も十分。破滅を志向する生き方の中で、数々の傑作を書き続けた太宰治(1909~1948)の生誕100周年の"ある夫婦をめぐる「愛」の物語。 10月10日(土)~全国東宝系ロードショー。