fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「映画のラストシーン」⑪「俺たちに明日はない」「明日に向かって撃て」!</span>


フランスのギャングものが続いたので、アメリカの映画から特筆されるラスト・シーンを
拾ってみると・・・。

アメリカン・ニューシネマの傑作3本は、共にあまりにも衝撃的ラスト・シーンだった。

俺たちに明日はない」( 1967 )は、実在したギャング、ボニーとクライドの生き様を描いたが、
最後は壮絶だった。87発の銃弾をあびて、宙にふわふわと舞うがごとくに倒れる姿が目に焼きつく。


明日に向かって撃て!」(1969)は、永遠の自由を求めて、あえて砲火の中に飛び込んだ
ブッチとサンダンス! ストップ・モーションの映像がより鮮烈さを増した。あいにく、
ラスト・シーンの映像はなく、予告編で。


イージー・ライダー」(1970)も、衝撃のラスト・シーンだった。反体制のヒッピー族(長髪でマリファナを吸う若者)が多かった1969年前後のアメリカ。既成の大人たちには、あの格好と、生活が許せず、虫けらのように彼らを銃で殺すという暴挙に出たのだった。