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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「八月の濡れた砂」(1971)の主題歌(石川セリ)</span>

「日活」が「にっかつ」となり「にっかつロマンポルノ」路線に転換する直前の最後の日活青春映画が、「八月の濡れた砂」だった。

 その後、ロマンポルノ時代となり、代表作となったのが、「白い指の戯れ」「八月はエロスの匂い」だった。userさんが指摘のとおり、同じ「八月」でも、ロマンポルノの前と後の作品ということになります(笑)。

この時期、邦画では同じ頃公開された「約束」「旅の重さ」「津軽じょんがら節」など異色映画が話題となっていた。


すでにブロックされているようで、こちら:http://www.youtube.com/watch?v=HvOHMrdVhOg

その一昔、二昔前の「太陽族」といわれたエネルギッシュな若者像が、
十数年のときを経て、ぎらぎらした、屈折した虚無的な若者としてふたたびよみがえった時代
だったかもしれない。無関心など三無主義が流行ったのもここの頃か。

一方、梶芽衣子を中心とした、女ヤクザ・犯罪映画も台頭した。

「女囚さそり401号」「修羅雪姫」だ。この「修羅雪姫」のメインタイトルは、
キル・ビル」のエンディングでそのまま使われていて、度肝を抜かれた。
監督のタランティーノのオタクぶりには、ほとほと感心させられた(笑)。