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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「ピクニック」(1955)</span>

「ピクニック」のタイトルとは裏腹に、結構登場人物の心理描写などが面白く印象深い映画でした。

映画史上で最もセクシーなダンスとして紹介されていましたので、取り上げてみました。

キム・ノヴァックとウイリアムホールデンという美男・美女のハリウッド俳優。

オリジナル予告編:http://youtu.be/k1A1vqmkftw


こんなストーリー:

カンザスの田舎町。大学時代の友人を訪ねてやってきた青年ハル。

その日は“労働休日”。

訳あって無一文の彼は、老女の家の庭掃除を申し出る。

男っ気のなかったこの家と、女4人で暮らす隣の一家にとって上半身裸で働くハルの姿が眩しく
頼もしい。友人アランは隣家の長女マッジの婚約者。彼女は町一番の美人で“ピクニックの女王”。

美人というだけで寄ってくる人達が、心を開いて接してくれる訳ではないと悩んでいる。

その妹のミリーは眼鏡のひがみ屋さんで“どうせマッジは美人よ!”が口癖。

そんなミリーもハルをパートナーに、マッジはアランを、下宿人の女教師は
やもめ商人ハワードとピクニックに出かける。パートナーを交代して踊っているうちにハルと
マッジの雰囲気があやしい。

酒に酔った女教師の悪態に傷つき、逃げ出すハル。借りた車でマッジも同行したのがアランにばれ、
自動車泥棒だと訴えられ、町を出ることに。むき出しの愛の告白に心打たれたマッジは・・・。
(HP・All Cinemaより)


TVでかつて見たが、キャラクターの設定が登場人物それぞれ繊細で、興味深かった。

美人の姉を持つ妹の心理描写。

オールドミスの女教師の気性とそれを理解するやもめ商人の心理。
たった一日のできごとで駆け落ちにまで発展してしまうが・・・。

賑やかで幸福な町中あげてのピクニックの映像は面白い。