「マリア・ブラウンの結婚」(1979年ドイツ、公開1980年)は、1980年前後には、「ブリキの太鼓」
「Uボート」「リリー・マルレーン」などとともに公開されていたドイツ映画の1本だった。
ドイツ映画らしい趣と格調がありました。ニュージャーマンシネマの幕開けを告げる作品だった。
「Uボート」「リリー・マルレーン」などとともに公開されていたドイツ映画の1本だった。
ドイツ映画らしい趣と格調がありました。ニュージャーマンシネマの幕開けを告げる作品だった。
戦争が終わり、マリアは友人のベティと共にそれぞれの夫を探しに行く。
ベティの夫ウィリーは無事に戻ってくるが、しかしヘルマンは戦死したと告げられる。
ベティの夫ウィリーは無事に戻ってくるが、しかしヘルマンは戦死したと告げられる。
マリアは、黒人兵ビル(ジョージ・バード)の愛を受け入れ、暮しは豊かになって平穏に
暮していたマリアが妊娠した頃、死んだと思っていたヘルマンが思いもかけず
帰還したのだった・・・。
暮していたマリアが妊娠した頃、死んだと思っていたヘルマンが思いもかけず
帰還したのだった・・・。
その後の運命やいかに・・・。
ビルにたちむかうへルマン。
みかねたマリアはつい酒瓶でビルを殴り殺してしまう。
みかねたマリアはつい酒瓶でビルを殴り殺してしまう。
ヘルマンは、マリアの罪をかぶり自ら入獄。
マリアは牢獄を訪れ、ヘルマンに、2人の新しい人生を出発するために働くと誓った。
そして、ビルの子供は流産した。夜汽車で知り合った実業家オスワルト(イヴァン・デニー)
の秘書兼愛人になったことも獄中のヘルマンに報告した。
マリアは牢獄を訪れ、ヘルマンに、2人の新しい人生を出発するために働くと誓った。
そして、ビルの子供は流産した。夜汽車で知り合った実業家オスワルト(イヴァン・デニー)
の秘書兼愛人になったことも獄中のヘルマンに報告した。
オスワルトの事業はマリアのおかげで発展した。
しかし、ヘルマンのことを知らないオスワルトは、週末ごとに姿を消すマリアの行先をつきとめ
マリアには内諸でへルマンと契約を結んだ。
しかし、ヘルマンのことを知らないオスワルトは、週末ごとに姿を消すマリアの行先をつきとめ
マリアには内諸でへルマンと契約を結んだ。
急に出獄することになったヘルマンは、しかしマリアの前には現われず、
一人前の男になったら戻ってくると置き手紙をして旅に出ていった。
そして、生きている証拠に毎月バラを1本ずつ贈ると約束したのだった・・・。
一人前の男になったら戻ってくると置き手紙をして旅に出ていった。
そして、生きている証拠に毎月バラを1本ずつ贈ると約束したのだった・・・。
そして結末へ・・・。
監督・原案はライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。
出演はハンナ・シグラ(マリア・ブラウン)、クラウス・レーヴィッチュ(夫へルマン)、イヴァン・デニー、ハーク・ボーム、ゴットフリート・ヨーン、ギーゼラ・ウーレン、ジョージ・バード、エリザべト・トリッセナー、イゾルデ・バルドなど。
☆☆☆(一見の価値)
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