結婚17年目にして破局を迎えたローズ夫妻の泥試合的離婚争議を徹底した活劇調で描いた
ブラック・コメディ。「ロマンシング・ストーン/秘宝の谷」のマイケル・ダグラス、キャスリーン・
ターナー、ダニー・デヴィートの主演トリオが再結集。
ブラック・コメディ。「ロマンシング・ストーン/秘宝の谷」のマイケル・ダグラス、キャスリーン・
ターナー、ダニー・デヴィートの主演トリオが再結集。
監督は、ダニー・デヴィート。
夫婦喧嘩は犬も何とかといいますが、この映画では、壮絶な痴話げんかが、まるで戦争のように
繰り広げられ、壮絶です。 「女って怖い!」と 「改めて!」(笑)感じさせられる映画でした。
繰り広げられ、壮絶です。 「女って怖い!」と 「改めて!」(笑)感じさせられる映画でした。
だんなは、いささか未練を残して、歩み寄りを求めるものの、容赦なく襲いかかる妻の姿は、
笑いながらも背筋に寒いものを感じます(どこかの家庭と極似? 笑っては済まされない。爆)。
笑いながらも背筋に寒いものを感じます(どこかの家庭と極似? 笑っては済まされない。爆)。
弁護士のギャビン・アマート(ダニー・デヴィート)が客に話を始めるところから映画は始まる。
バーバラ・ローズ(キャスリーン・ターナー)とオリヴァー・ローズ(マイケル・ダグラス)が出会った
のは17年前、ナンタケットの競売場でだった。たちまち意気投合し、結婚したふたりは、
男と女の子供に恵まれ、やがてオリヴァーも法律事務所の重役にまで出世した。
のは17年前、ナンタケットの競売場でだった。たちまち意気投合し、結婚したふたりは、
男と女の子供に恵まれ、やがてオリヴァーも法律事務所の重役にまで出世した。
そしてある日、バーバラは日頃から目をつけていた豪邸を手に入れる。
彼女はインテリアに凝り、家の隅から隅まで気を配るが、次第に育児にも手がかからなくなり、
すべて片づいた時、空虚感を抱くのだった・・・。
彼女はインテリアに凝り、家の隅から隅まで気を配るが、次第に育児にも手がかからなくなり、
すべて片づいた時、空虚感を抱くのだった・・・。
バーバラはパーティ用の仕出しの商売に情熱を傾け始め、家事は家政婦のスーザン(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)に任せるようになる。ある日オリヴァーが商談中に内臓の異変で病院にかつぎ込まれるが、バーバラは見舞いにこなかった。その時彼女は、もはや夫への愛が消えてしまっていることを知るのだった。
バーバラは弁護士を雇い、子供の養育権と家を条件に離婚を切り出す。しかし妻に未練を抱くオリヴァーは、あの家だけはやれない、とギャビンを雇い“ローズ家の戦争"が始まるのだった。
ここからが、激しい家庭内戦争の勃発。
ここからが、激しい家庭内戦争の勃発。
家の中にはバーバラの領域、オリヴァーの領域、そして中立地帯を定め、戦場のようになってくる。やがてこの戦争は、料理評論家を招いて開いたバーバラのパーティを、オリヴァーが無茶苦茶にしたことから凄絶な様相を呈してくるのだった。
車と車をぶつけあったり、部屋の装飾品を投げあったり、ふたりしてシャンデリアに飛び移る
ことがあっても、まだオリヴァーはバーバラを愛していたが、彼女は夫を愛さなかった。
話を終えてギャビンは客に、離婚するなら妻の条件を全面的にのむか、再び愛を見つめ直すかの
どちらかだと忠告するのだった・・・。
ことがあっても、まだオリヴァーはバーバラを愛していたが、彼女は夫を愛さなかった。
話を終えてギャビンは客に、離婚するなら妻の条件を全面的にのむか、再び愛を見つめ直すかの
どちらかだと忠告するのだった・・・。
痛烈!
キャスリーン・ターナーは「白いドレスの女」ではじめてみてから大ファンになりましたが、この映画から、怖くて「ファンを卒業」させていただきました。1990年には、本物のキャスリーン・ターナーの
舞台(ニューヨーク)を見ましたが、背が高く(178センチ!)、迫力がありましたね。
舞台(ニューヨーク)を見ましたが、背が高く(178センチ!)、迫力がありましたね。
あのハスキーボイスは健在でした。
「ナイルの宝石」「ロマンシング・ストーン」の頃の野生的、健康的お色気の魅力はうせていましたが(爆)。
「ナイルの宝石」「ロマンシング・ストーン」の頃の野生的、健康的お色気の魅力はうせていましたが(爆)。
★★(怖くて、二度と見ません)