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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★俳優:「ロバート・デュヴァル」…名脇役(「ゴッドファーザー」「MASH」…)

ゴッドファーザー」で、ロバート・デュヴァルは、冷静・沈着、有能な弁護士役で、際立っていた。

 

マフィアのファミリーのドン、ビトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)の右腕であるだけでなく、
やがてファミリーの2代目にのしあがる三男、マイケル(アル・パチーノ=72年公開当時は、アル・パシーノと表記)のよき相談相手でもあり、知性と懐の深さをにじませていた。

 

そのロバート・デュヴァルも今年で77歳。
まだまだ、現役で役者を続けている。

 


 

2年前には「サンキュー・スモーキング」(2006)で、米国のタバコ業界の大物を演じ、
タバコ産業のアグレッシブなセールスマン(アーロン・エッカート)の相談役として
その貫禄、存在感はいささかも衰えていなかった。

 




また、数年前には、「ウオルター少年と、夏の休日」(2003)では、70代も半ば同士の
マイケル・ケインと共演して、味わいのある演技を見せた。この映画では、
ウオルター少年(ハーレイ・ジョエル・オスメント)が、親戚の叔父として
たずねてくるが、その叔父さんを演じていた。ファンタジーで、デュヴァルが、
昔いかに、戦いで大活躍したかを少年に自慢して聞かせるのだが、これが
ビッグ・フィッシュ(ほら吹き話)だったというおかしさ。

 

年老いても茶目っ気たっぷりの演技が見るものをひきつけた。

 

このほか、「MASH」「ブリット」「地獄の黙示録」などでは、脇役で渋い演技を見せた。



ロバート・デュヴァルの主な出演作品:

 

主な出演作品:

 

アラバマ物語 To Kill a Mockingbird (1962) ☆☆☆
コンバット Combat (1962-1967) テレビシリーズ ☆☆☆
ブリット Bullitt (1968) ☆☆☆☆
M★A★S★H マッシュ MASH (1970) ☆☆☆☆
THX 1138 THX 1138 (1971)
ゴッドファーザー The Godfather (1972) ☆☆☆☆
組織 The Outfit (1973)
カンバセーション…盗聴… The Conversation (1974) ☆☆☆
ゴッドファーザーPART II The Godfather: Part II (1974) ☆☆☆☆
鷲は舞いおりた The Eagle Has Landed (1976)
地獄の黙示録 Apocalypse Now (1979) ☆☆☆
テンダー・マーシー Tender Mercies (1983)(日本未公開)(アカデミー賞主演男優賞受賞!)
ナチュラル The Natural (1984) ☆☆☆
ハリー奪還 Let's Get Harry (1986)
カラーズ 天使の消えた街(1988)
侍女の物語 The Handmaid's Tale (1990)
デイズ・オブ・サンダー Days of Thunder (1990)
ランブリング・ローズ Rambling Rose (1991)
潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ Wrestling Ernest Hemingway (1993)
スカーレット・レター The Scarlet Letter (1995)
スリング・ブレイド Sling Blade (1996)
フェノミナン Phenomenon (1996)
ディープ・インパクト Deep Impact (1998) ★★
シビル・アクション A Civil ActionA Civil Action(1999)
60セカンズ Gone in Sixty Seconds (2000)
シックス・デイ The 6th Day (2000)
ジョンQ John Q (2002)
ウォルター少年と、夏の休日 Secondhand Lions (2003) ☆☆☆
ペナルティ・パパ KICKING & SCREAMING (2005)
サンキュー・スモーキング Thank You for Smoking (2006) ☆☆☆

 

まだまだ、新作で、渋いところを見せてくれるでしょう。