「ザ・ディープ」(1977)は、海洋アクション・サスペンス映画。
ハネムーンで、バミューダに来ていたカップルが、海底で偶然見つけた液体入りアンプルをめぐって
事件に巻き込まれていく様子をスリリングに描いた。カップルは、ジャクリーン・ビセットとニック・ノルティが演じた。
灯台守に、ロバート・ショウ(「ジョーズ」「サブウエイ・パニック」)、
沈没船の唯一の生き残りにイーライ・ウオーラック(「荒野の七人」「ホリディ」)などが出演、脇役が固めていた。
沈没した貨物船に積まれたアンプルの中身はモルヒネだった。そのため、それを狙って暗黒街の一味や、潜水隊、鮫などが次々にカップルを襲う。壮絶な戦いののちに、難破船は、爆破され、海の底に沈んでしまう・・・。
鮫に人間を襲わせるために、海に潜っている人間の近くに肉片を投げ入れ、鮫をおびき寄せるなど、まるで「ジョーズ」を彷彿とさせた。
監督は「ブリット」のピーター・イエーツ。
サスペンス・アクション映画としては楽しめた。