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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">感動しても「繰り返し見られない」映画。</span>




感動した映画で、二度見るのは、耐えられない映画がある。

一度見て、あまりにも強烈な情景が焼きついてしまって、哀しくなり、
苦しくなって見られない映画がある。

そんな映画の筆頭は「ジョニーは戦場に行った」(1971)。




 戦争で人間とは呼べない「塊」
 になってしまった悲劇。


 原題は、「ジョニーは銃を
 とった」(反戦作家のダル
 トン・トランボ原作)
 で、戦場に行った結果、
 こうなったというのを
 視覚で示されると、正視
 できない。四肢を失い、
 視力を失い・・・それでも
 生き続ける「生」への
 人間の力。

 映像の一部:http://www.youtube.com/watch?v=IPoOY_FHVvY&feature=related
 (いっそのこと、殺して欲しいと看護婦に語るジョニー・・・)






ディア・ハンター」(1977)も、
銃口をこめかみにあてがうシーンを
見るだけで、心臓の鼓動は止まるほど、
重苦しくなる。これも二度と
見られない部類だ。





 
 





 「おもいでの夏」(1971)は、多感な(?)
 青春時代に見て、それを自身の中にしまって
 おきたいという映画だった。その映画を
 見る年代がマッチしているときに観た映画は、
 繰り返して見たくないものだ。
 
 ミシェル・ルグランのピアノの切ない
 メロディー、音楽がいい。


 






























ある愛の詩」(1970)は、あまりにも悲しい。泣かされたが、今見ても、色あせるだけのような
気がする。


まだまだ、感動はしたものの、決して二度とは見たくない、感動を当時のまま、保ち続けたいという映画は多い。


一方では、何回も繰り返してみたい映画がある。

お気に入りの「コーラスライン」などのミュージカルは、何回観ても感動し、観ているときが楽しい作品で、これらは一線を画した映画である。