「ザ・ヤクザ」(1974)は、シドニー・ポラック監督が「追憶」のあとに撮った作品。
義理と人情という日本的な観念で結ばれた日米の男2人がヤクザ組織に立ち向かうアクション。
アメリカ人のハリー(ロバート・ミッチャム)はある時、旧友からある助けを求められた。
それは、日本滞在中にヤクザ組織の東野組に誘拐された旧友の娘を救出使用というものだった。
東野組とビジネスを交わしていた旧友がトラブルを引き起こしたことがその原因であった。
また、旧友はハリーがかつて進駐軍兵士として日本にいた頃、彼にある恩義ができたヤクザ幹部・
田中健(高倉健)に協力させれば奪還できると判断した。こうして仕方なく日本へ向かったハリー。
だが、再会した健は既にヤクザの世界から足を洗っていた。それでも健は義理を返すため、
ハリーに協力するのだが…。
日米の豪華俳優が話題となった。
ロバート・ミッチャムのほか、ブライアン・キース(「ネバダ・スミス」)、
リチャード・ジョーダン(「追撃のバラード」)、日本からは、岸恵子、岡田英次、
町田京介など。
ポスターは、任侠とガンマンのミックス。
珍しいチラシと思うのですが・・・(笑)