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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">中日・落合監督は、筋を通す(笑)</span>


 中日・落合監督は、息子さんから「優勝を逃して、2位、3位になったら、
 頭を丸めることだね」といわれて、「うん、いいよ」と応えている映像を
 見ました。

 優勝を最後の最後まで、巨人と争って、わずか及ばずでしたが、息子さんとの
 約束どおり、坊主頭となって、ファンに悔しさを現わし、わびていました。

 ちょっと、見直しましたね。なかなか、筋を通す男気のある人ですね。

 落合監督というと、選手がホームランを打っても、表情を変えることなく、
 淡々として、そしらぬ顔。これが、長嶋さんだったら、「よくやった」と
 肩をポンポンと叩くことでしょう。

 いちいち、「一喜一憂」しないというのは、学ばなくては(爆)。

 落合監督は、なんと冷たい監督なんだろうと思ったりしました。

 そんなところから、スポーツ紙には、「オレ流」などと書かれ、わが道を行く
 ような書かれ方をしてきました。どちらかというと批判的な書き方が多かった。

 それでも優勝はもちろん、上位争いに常に加わってきたのはさすがです。
 現役時代の成績は、かの長嶋、王のONに匹敵、あるいはそれ以上の成績かもしれません。
 三冠王3回というのは、落合だけですから。
  
 名選手は名監督になれないというのが常識みたいなところがあります。
 王選手も、監督になりたてのころは、苦戦して、やはり監督には不向きかと
 一時思われましたが、その後、ダイエーを優勝の常勝チームにしました。

 野村監督も、すごいです。
 三冠王を獲った名捕手でしたが、監督としても、ヤクルト、阪神という
 Bクラスの低迷していた球団を立ち上がらせました。

 驚いたのは、今年の楽天
 「低位置」だった最下位どころか、あと一歩で、勝率5割にも手が届く、
 堂々の4位。

 野村監督の発言。
 「来年もやる。グラウンドで死ねたら最高や。まして、優勝したらな」
 と不敵な笑いでした。案外、わからないなと思いました。
 
 横道にそれました。
 落合の現役時代の成績は驚くばかり。

 タイトル・表彰・記録
 MVP 2回(1982年、1985年)
 三冠王 3回(1982年、1985年、1986年) ※史上最多。
 首位打者 5回(1981年~1983年、1985年、1986年)
 本塁打王 5回(1982年、1985年、1986年、1990年、1991年)
 打点王 5回(1982年、1985年、1986年、1989年、1990年)

 これだけの成績を残しながら、あの独特の人をナメタような態度(爆)からか
 万人受けの人気はない。MINAさんのような熱心な中日ファンは別(笑)。

 王、長嶋が、正統派の主演俳優(三船敏郎)なら、落合、野村は、敵役の
 仲代達矢といったところでしょう。こういう味のある、憎まれ役がいるから
 映画も面白い。

 ちょっと、ほめすぎでしょうか。

 落合、野村の両監督に共通項があることに気がつきました。

 どちらにも、怖~い、手綱を握っている人が後ろにおりました!