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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1980年代⑬「9時から5時まで」</span>


 「9時から5時まで」(1980、原題:9 to 5)
 嫌われ者の大企業の副社長と、日ごろこき使われている3人のOLによる復讐の抱腹絶倒オフィス
 コメデイ。出演はジェーン・フォンダ、リリー・トムリン、ドリー・パートン、ダブニー・コール
 マン、スターリング・ヘイドンエリザベス・ウィルソンなど。

 夫との離婚をきっかけにある大手企業に就職することになったジュディ(ジェーン・フォンダ)。
 4人の子供をもつ未亡人で、キャリアが12年の大ベテランのOLバイオレット(リリー・トムリン)。
 金髪のグラマーで、副社長の秘書ドラリー(ドリー・パートン)。

 この三人は、副社長から、馬鹿呼ばわりされたり、セクハラを受けたりと「うっぷんの山」。
 たまたま3人は、バーで顔を合わせ、意気投合。その日ドラリーの家に集まった3人は、マリワナを
 まわし飲みながら、フランクことボスをいかにして殺すかを語りあう。このあたりが面白い。 
 ハンターになって射ち殺すというジュディ、投げ縄で殺すというドラリー、毒入りコーヒーを飲ます
 というバイオレットと“殺しの妄想”は膨らむばかり。

 翌日、ボスがコーヒーを飲む寸前に椅子から落ち脳シントウを起こし病院へかつぎこまれる。
 こから大騒動。コーヒーにまちがって猫イラズを入れたバイオレットは、それを飲んだために倒れた
 と思い込む。しかも病院で他人の死体を見てボスだと思いこみ、その死体を抹殺しようと車で運び
 出してしまう。

 しかし、途中で他人の死体とわかり病院に戻し、翌日、ボスが無事だと知って3人はホッとする。
 しかし、3人の行動をスパイ社員ロズ(エリザベス・ウィルソン)の報告で知ったボスに脅迫され、
 3人は、彼を2週間監禁する。その間に、社内改善を計画し、すべての社員が働きやすい状況に変えて
 しまうのだ。それがめざましい効果を示し能率は20%もアップした。

 ジュディら3人に釈放され会社に戻ったフランクは、突然会長の訪問を受ける。能率アップを彼の
 腕によるものと思った会長が、ブラジルでやる新事業の責任者に彼を大抜擢することにしたの
 である。3人は彼のブラジル行きを大いに喜ぶのだった・・・。「これで、いやなボスがいなく
 る~!」
 めでたし、めでたし、と言うわけです(笑)。

 音楽もいい、楽しいコメディでしたが、結論は・・・女は強い!(&怖い)と言う映画でした(爆)。