↑60周年というスバル座の過去の上映作品の一部
映画館としては、昔多かった ”名画座”が少なくなりました。
ロードショー公開された後、しばらくして、2本立てで、低料金で上映されていました。
東京界隈だと、渋谷・全線座、新宿・西口パレス、銀座・並木座、池袋・文芸座などが
ありました。並木座では、黒澤明の特集があったり、懐かしさがあります。
ところで、有楽町の駅前ビルの2階にある「スバル座」が、60周年ということです。
「ザ・センチネル」を見に行ったときに、過去に上映された名作の一部がパネルで
地味に(?)紹介されていました。「第三の男」などが見えます。
1970年代の頃は、「イージーライダー」「激突!」「ファイブ・イージー・ピーセス」
といった、アメリカン・ニューシネマを多く観た記憶があります。どちらかというと、
大作というよりも、問題作、話題作が多かったようです。
シネマ・コンプレックスの時代、こうした名画座の存在は大きいです。
新宿・東南口を出て5分くらいの新宿御苑近くに、巨大なシネマ・コンプレックスが
建設中で、2007年に完成するようです。
新宿の映画館は、歌舞伎町一角、伊勢丹界隈と分散しており、今度のシネ・コンは、
見たところ10階建て以上の大型施設で、一大エンターテインメントのランドマークに
なりそうです。おそらく10館以上は入るでしょう。期待しています。