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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">技術の進歩(タイプライター、テレックス→FAX,、インターネット)</span>



                      ↑上:タイプライター 下:テレックス

 社会人となって会社へ入ったころ、最初に習わされたのが
英文タイプライター。1行打ち込むごとに、「ガシャン、ガシャン」と
行変えのために取っ手を使って、行を変える、というヤツ。
 
 2,3年先輩の社員など、当時はオフィスでの禁煙もうるさくなく、
くわえタバコで、指先を見ずに、”ブラインド・タッチ"で
それこそ、機関銃のような速度で、タイプを打っている人を
見たときは「すごいもんだな」と関心したりしました。
 
 最近、30年近く前の「人間の証明」を改めて見ていたら、そんなタイプライターを
見かけたので、あんな旧式なものを使っていたっけ、と思い出した次第です。

 しばらくして、IBMの電動式タイプライターというのが普及し始め、
フォントを変えることができ、いろんな書体で打てるようになり、
そうこうしている内に、「ワープロ」なるものが登場。書体、文字サイズ
自由で、簡単になりました。ざっと20年近く前でしょうか。
 
 また、海外との連絡は「テレックス」の時代で、日本語をすべて
ローマ字で書いて、やり取りしていました・・・。原稿を書くときなど、
同音異義語を間違えないように、( )内に、漢字は糸偏に○○などの説明を
要していました。
 
 ところが、FAXの登場が、状況を一変させました。書いたものが「そのまま送れる」
ということが画期的でした。まだ、22,3年前のことです。
 FAXは、書類のオリジナルでないので、コピーとしてまず送り、オリジナルは
郵送(「OCS」経由など)といったことをしていました。
 
 笑い話ですが、まだFAX登場間もないころだと思いますが、
海外から本社に電話して、あるセクションのFAX番号を知ろうと思い、
電話交換手に電話をしていました。

 その女性交換手:営業の「ファッ○」ですか、「ファッ○」ですよねと、何回も
聞き返してくるので、「ええー!?」と思い「ファクシミリなんですが・・・」と
言い直し、あとで、大笑いしたものです。よかった、アメリカ人が近くに
いなくて(笑)。今でも、誤解を避けるため、語感がある言葉に似ている
ファクスという代わりにファクシミリとフルネームで言うことにしています(爆)。
 
 FAXはなくならないとは思いますが、今は、インターネットの時代。
ほんの10年くらいでしょう、ブームの兆しとなったのは。(Yahooが10周年なんて
言っているところを見ますと)。
 E-mailは、すべてのビジネスのスタイルを激変させました。
E-mailの登場で、フェース・ツー・フェースの面談の機会が少なくなり、電話での
コミュニケーションが減っているのではないでしょうか。よしあしの面もあるかな、と。