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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「いい日旅立ち」「りんご追分」などを聞くと、日本人だなあと。</span>




 またまた、旅先のホテル(台北)でNHK BSチャンネルを
 ひねったら、歌謡曲の番組でした。

 神奈川オーケストラ交響楽団の演奏をバックに、
 歌謡曲の名曲が、歌われていました。司会の
 高島礼子は、落ち着いて、声もいいですね。
 (これが、あの怖い極妻というんですから、
 女優というのは、おそろしい!)

 出先で聞くと、やっぱり自分もニッポン人だなあと
 思うのでした。ヤングアイドルの歌は、
 ヤングに任せるとして、40代、50代では、
 歌といえば、ビートルズ世代であり、初代御三家
 (西郷輝彦橋幸夫舟木一夫)であり、
 三田明であり、布施明であり、GS
グループ・サウンズ)のタイガース、
 スパーダース、ブルーコメッツなのですよね。

 それはともかく、天道よしみの「りんご追分」を聞いていたら、
 えええーーー、美空ひばりの歌なのに、
 美空本人そのものじゃん、というくらいの
 うまさなので、改めてびっくりしました。
  この人は、歌唱力抜群ですね。

 もう一曲は、谷村新司の作詞・作曲の「いい日旅立ち」。
 1978年に、山口百恵で大ヒットした名曲。

 この曲が生まれた背景について、谷村は…
 「当時、年間365日のうち、300ステージをこなしていました。
 地方へ、列車で移動するときに、南のほうは、だれか
 待っていてくれる人がいると思えるが、北国に列車で
 向かうとき、また、無人駅などを通るときに、
 いったい、待っていてくれる人がいるだろうかと
 不安になるんです」とそんな気持ちから、この歌が
 生まれたといいます。

 そんな気持ちが、歌の詩に現れているということで、
 以下が、1番の詩です。
  
  雪解け 間近の 北の空に 向かい
  過ぎ去りし 日々の夢を 叫ぶ時
  帰らぬ 人たち 熱い胸を過(ヨ)ぎる
  せめて今日から 一人きり 旅に出る
    ああ 日本のどこかに
    私を待ってる 人が居る
  いい日旅立ち 夕焼けを探しに
  母の背中で聞いた 歌を道連れに

 いい曲、詩ですね。