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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

【清水観光旅行】②「駿河湾フェリー」(土肥から清水港へ)…観光前夜飲み会(笑)。

8日(木)

朝9時に東横線中目黒駅に集合。少し早めについたので、桜の名所の目黒川沿いを覗いてきたが、川に水はなく(昭和)枯れすすき状態だった。

9時、ドライバーであるKさんの安全運転で、いざ沼津・清水方面に出発。

途中、海老名SA(サービスエリア)に立ち寄り、2時間半ほどで、静岡県の沼津の土肥(どい)という場所に到着。土肥港から「駿河湾フェリー」が出るので、まず場所を確認。

ランチまでの30分ほど、近くの山の細道をドライブ。すると、なんと早いこと、河津桜が咲いていた。あとで聞いたところでは2月中旬ごろから咲くのだという。

土肥(どい)というところは、人通りもほとんどなく、店もシャッター。土肥だけにドいなか(田舎)

近くに「若山牧水」像があった。名前だけは知っていたが、沼津にゆかりのある歌人で、1920年大正9年)沼津の自然を愛し、特に千本松原の景観に魅せられて、一家をあげて沼津に移住。1926年(大正15年)詩歌総合雑誌「詩歌時代」を創刊。千本松原保存運動を起こしたり富士の歌を多く残すなど、自然主義文学としての短歌を推進した。

ランチの場所がなかなか見つからなかったが、海岸沿いを走っていたら、和食の食堂の看板があった。こじんまりした「磯料理 松の家」という和食の店で、年配のご夫婦とみられる二人が切り盛りしていた。

   

とんかつ定食を注文したら、ボリューム満点でおいしかった。

   

食べ始めたときに偶然にも壁際にあるテレビで「NHK BSP(プレミアム)」でちょうど1時から映画「アラバマ物語」が始まるところだった。テレビ画面の下にメニューの一部の品書きがある。

この映画の原作はハーパー・リーの同名の小説「To Kill a Mockingbird(ものまね鳥を殺すには)」で、1961年度のピューリッツァー賞を受賞。主演のグレゴリー・ペックアカデミー賞主演男優賞を受賞しているという名作。

食事に満足した後、2:20に駿河湾フェリー出発地点に戻った。

出発は2:50。車の乗船は平日ということもあり5台ほどだった。一番前の白い車が我らが車。船内は予想以上に広く、前方では、駿河湾の解説ビデオが流されていた。

約50分のフェリーだったが、揺れも一切なく、安定して進み、途中で日本平やその先の灯台などが見えた。

清水港に到着後、宿泊先のホテルへ移動してチェックイン。5:00ごろMARUMAさんと合流して、MARIMAさんの紹介の地元では知られているらしい「はしもと」という居酒屋に行った。

   

ここでは刺身や魚介類などを食べ、飲みながら歓談した。中でもMARUMAさんがソールフードで名物という「もつカレー」というのが味わいがあってうまかった。や・み・つ・きになりそう🎵

缶詰も売っているということで、あとで海鮮市場で購入した。

7:30に飲み会は終わった(普通この時間から始まる。笑)が、運転手などは疲れたはずで、その後はMARUMAさんfpdは、二次会へゴー(笑)。

清水駅の近くにカフェなどがないので定番・安心の「サイゼリア」へ。サイゼリア自体が初めてというMARUMAさんにはfpd一押しの「ムール貝のガーリック焼き」と「フォッカ」「サラダ」とワイン(赤)を勧めた。

MARUMAさんの映画ポスター収拾のきっかけなどやその他いろいろ話したが、興味深かったのは、オリジナルの映画とリメイクの映画では、一般的には、オリジナルを超えられないと考えられるが、MARUMAさんによると、オリジナルは、初めて登場したときには衝撃だが、時代により変化し、リメイクによってよりいいものができるという。

「ジャッカル」>「ジャッカルの日」。「恐怖の報酬」(1977)>「恐怖の報酬」(1953)などを挙げている。たしかに、かつて感動した作品も50年すると色あせるというのはある。その時代に登場したから価値があるともいえる。

翌日の打ち合わせをして、本番の清水見学があるので、9時過ぎにお開き。

 

(つづく)

 

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