YouTubeを見ていたら、坂本冬美の「また君に恋してる」をカバーしている外国人歌手がいたので、聴いてみた。全く知らなかったが、ウクライナの民族楽器バンドゥーラを弾きながら、情感豊かに歌い上げている。
歌っているのは、ナターシャ・グジー(Nataliya Gudziy、1980年2月4日〜 )で、ウクライナ出身で日本で活動している歌手、バンドゥーラ演奏家(バンドゥリースト)。
Wikiによると、ナターシャ・グジーはバンドゥーラの音色に魅せられ、8歳より音楽学校で学び、チェルノブイリ原発事故で被災した少年少女を中心に結成された民族音楽団「チェルボナ・カリーナ」(チェルノブイリの赤いカリーナの実)のメンバーとして、1996年、1998年に来日し、全国で救援コンサートを行った。
2000年からは日本語を学びながら日本での本格的な活動を開始。その透明で美しい水晶の歌声とバンドゥーラの可憐な響きは、多くの聴衆の心を惹きつけている。
2005年7月のウクライナ大統領ヴィクトル・ユシチェンコ来日の際には、首相官邸での小泉純一郎首相主催の夕食会に招かれ、演奏を披露。
チェルノブイリ救援コンサートのほか、テレビ、ラジオ、音楽教室や学校での国際理解教室など多方面で活躍している。2016年には、音楽を通じた日本とウクライナの相互理解の促進に対する功績が認められ、日本国外務省から外務大臣表彰を受けた。