低くて渋いしゃがれ声が特徴で、身長約160センチと小柄で、ぶきっちょな身のこなし。「無学」の引け目もあった。それが舞台を重ね、表情は豊かさを増した。身のこなしは軽くなり、今や観客に冗談も飛ばす。「私にとって舞台が学校だった。観客の反応からすべてを学んだ」
代表曲に「ラ・ボエーム」や「世界の果てに」などがある。
「忘れじのおもかげ(シー)」(She) は、イギリスの連続TVドラマ「女の七つの顔」のために作られたが、その後エルヴィス・コステロがカバーし映画「ノッティングヒルの恋人」の主題歌としてリバイバル・ヒットした。
1964年にアズナヴールが作詞(作曲は、ジョルジュ・ガルヴァレンズ)した「アイドルを探せ」(La plus belle pour aller danser)も、シルヴィ・ヴァルタンが唄って大ヒットした。
「帰り来ぬ青春」(Hier encore)は、ロバート・アルドリッチ監督、バート・レイノルズとカトリーヌ・ドヌーヴ主演のアメリカ映画「ハッスル」(原題:Hustle, 1975年)の挿入歌として使用された。
「ピアニストを撃て」では主演を務めた。
■映画出演作品:
「オルフェの遺言」Le Testament d'Orphée(1960年)
「キャンディ」Candy(1968)★★
登場し歌も披露。☆☆☆☆
94歳は大往生かもしれない。
ご冥福を祈ります。
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