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<span itemprop="headline">★ドラマ「コンフィデンスマンJP」第2話「リゾート王編」</span>



コンフィデンスマンJP第2話リゾート王編」も面白かった。
今回の信用詐欺師のターゲットは老舗旅館を金に任せて買い取ろうとする大手ホテルチェーンの女社長(吉瀬美智子)。

土地開発に政治家も絡んできて、話はまたまた壮大に繰り広げられる。 
また、いま話題となっているカジノなどを含んだIR(統合型リゾート)をめぐる話もテーマになっているところもタイムリー。
 
ドラマの面白さは脚本次第というのがよくわかる。
脚本は「リーガル・ハイ」「デート~恋ってどんなものかしら」などの古沢良太(こさわ・りょうた)が担当。どのドラマも、飽きさせない面白さがある。
 
「コンフィデンスマンJR」は、1話完結で、毎回まったく別の話でありながらスピーディーにその世界に入っていける”つかみ”がまず素晴らしい。


 
第2話では、向こう半年間予約が埋まっているという看板も出ていない寿司屋に通されたロシアの金持ち事業家。案内してきたのは、正体不明のコンフィデンスウーマン・ダー子(長澤まさみ)。


 
カツラをかぶって板前に扮しているのは百戦錬磨のコンフィデンスマン・リチャード(小日向文世)。カウンター越しで寿司を握っているように見せかけているが、実は
”エアー握り”で、寿司ネタは、スーパーで売っているパックの寿司を、1個づつ皿に出していたのだ!
 
ロシアに出店したいとロシア事業家と契約しようとした矢先、その寿司屋の現場は空き地で明日には取り壊される場所だったことがバレてしまい失敗。
 
こうして、信用詐欺師のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人は、ロシアンマフィアを騙そうとして失敗して、彼らに追われた3人は、命からがら何とか逃げ切る。
 
この一件で危険な目に遭ったボクちゃんは、ダー子たちとは縁を切ると宣言。真っ当な人間になるために職探しを始めたボクちゃんは、やがてひなびた温泉町にある老舗旅館すずやにたどり着き、住み込みで働く機会を得る。
 
ところがそのすずやは、2年前、隣町に桜田しず子社長(吉瀬美智子)が率いる大手ホテルチェーン「桜田リゾート」が出来てから経営不振が続いていた。 追い詰められたすずやの女将・操(本仮屋ユイカ)は、旅館を桜田リゾートに売却することを決意する。



桜田しず子は、短大卒業後、桜田ホテルの跡取りと結婚して若女将となった。
潰れかけていたホテルを再生させた彼女は、ホテルをチェーン展開し、それ以降、経営難の旅館やリゾート施設を買い取っては見事に蘇らせ、業界の救世主とも呼ばれていた。だがその裏では、収賄や談合、地上げと手段を選ばないやり口で、日本の観光を牛耳ろうとしていた。

「すずや」も5年ほど前に「桜田リゾート」から買い取り話を持ち掛けられていたが、それを断った途端、口コミサイトには悪意ある書き込みが溢れたという。すずやが経営難に陥ったのもそれがきっかけだった。

しかもしず子たちは、すずやの資産価値を0円と査定し、約束していた従業員の再雇用も反故にしようとしていた。そのやり方に怒ったボクちゃんは、「すずや」を救うためにダー子たちに協力を依頼し、しず子から金をせしめようと決意するのだった

そのころしず子は、カジノを中心にした国の統合型リゾート(IR)開発を狙い、政界に食い込もうと躍起になっていた。それを知ったダー子は、猛勉強の末、桜田リゾートのインターンになり、しず子に接触するのだ・・・



ボクちゃんが老舗旅館に行くきっかけになったことなどもダー子に仕組まれたものであることが後から分かる。最初から、何度もひっくり返る展開が面白い。
 
長澤まさみの弾けっぷりは今回も全開。
くったくのない表情や演技は見所。ぼくちゃんとリチャードが、飲み食いしている時に、部屋の露天風呂にはいっているダー子が、ひとりはしゃいでいるが「一緒にはいろうよ」と呼び込むが、ぼくちゃんとリチャードは、嫌だと言って断るのだ。コメディエンヌとして長澤まさみは、どんどん進化しているようだ。
 
低迷してきた「月9」も、視聴率が2桁になるか注目される(初回は僅かに及ばず9.3%)。次回も見逃せない。













予告編


※脚本家の「古沢良太」をふるさわ(正しくは、こさわ)と読んでいた(泣)。


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