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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ジャッカル」(1997)2回目。

 
ジャッカル」(原題: The Jackal、1997)を見始めて、途中で「あれ、前に見たことがあるかな」と気がつき見始めたが、最後まで見て、やはりラストシーンで、確かに一度見ていると確信した(笑)。記事検索をしたら、4年前に見ていた。すっかり忘れていた。
 
 
・・・
ジャッカルの日」のりリメイクということだが、前作では現実の時間と合わせたジャッカルの動きなどで緊迫感があったが、「ジャッカル」では、残忍さが増幅し、様々な銃器が登場するところが見どころだった。
 
       なんといってもこれ! ズームでターゲットの位置を確実にとらえる。
依頼した設計図を基に「台座」を作ったおっさん(ジャック・ブラック、左)がまさか
動くターゲットの実験台にされるとは・・・。
          殺されると思ったが、「タバコ」がターゲットと知って・・・。
        結果、片腕を吹っ飛ばされてしまう。 「3ミリずれた」はないぜ。
 
映画の中で、ジャッカル(ブルース・ウィリス)が、自分を追うスナイパー(リチャード・ギア)に何度も語る言葉「女も助けられないのか」の意味は、来るべき大統領夫人の暗殺をほのめかしている言葉だった。
 
何度も変装を繰り返し、FBIや警察の追ってをかわし、警察官に成りすまして、遠隔操作可能な重機関銃をミニバンに設置し、大統領夫人にパソコン操作で照準を合わせるジャッカル。
 
          2,000ミリ望遠レンズ搭載の重機関銃
 
ジャッカルの素顔を知っているとして、服役中のスナイパーのデクラン・マルクィーンリチャード・ギア)の銃もなかなかかっこいい。
 
 
ラストで、ジャッカルとデクランの闘いが見どころ。
 

 
ラストシーンは、味わいがある。
デクランは、10,000ドルと偽造パスポートを持っていることを知っているFBI副長官(シドニー・ポワチエ)は、ジャッカルの射殺に協力したデクランに「30分、食事してくるから、自分の好きなようにしろ」と、知らないふりをするというのだ。ポワチエは、屋台のホットドッグを食べて後ろは振り返らない。デクランは、ゆっくりと歩きながら遠くへ消えていく。
 
一度見た映画も、数年ぶりに見ると新たな発見もある。
ジャック・ブラックなど、この当時はチンピラの役だった(笑)。
 
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