平均視聴率で2桁を獲得するのは難しいと言われる現在のテレビ界で、“異次元”の貫禄の好発進となった。
孤高の天才外科医・大門未知子(米倉涼子)が金と欲にまみれた病院組織にメスを入れる人気医療サスペンス。
笑ってしまったのは、最近の政治ニュースで話題となっている「~ファースト」「不倫」「忖度(そんたく)」などが物語の中で、盛り込まれてること。さすがに「ハゲ~!」はなかったが。
AI(人工知能)ロボットが登場。このロボットの名前が、なんと「ソンタクン」(笑)。
アメリカの有名な医師(教授)がロボットを使って、日本の患者のオペを遠隔操作するというもの。期待されたが失敗に終わる。未知子が言うように、患者に対しては、直接、医師が目の前の患者に直接手を差し伸べて手術すべきというのが実証された。
大地真央(右)は凛としてなかなかかっこいいです(笑)。
初回は、未知子(米倉涼子)が旅先で乗った路線バスの運転手・車田(松沢一之)が意識を失い、心肺停止状態に。未知子は通り掛かった「謎の女」の助けを借り、車田を麓の病院へ運ぶ。
その病院は、かつて未知子に憧れ、医局を飛び出した外科医・森本(田中圭)が切り盛りしていた。未知子は森本を助手にして救命処置を行うが、設備が足りないため、近いうちに車田の再手術を行うと言い残し、その場を去る。
一方、東帝大学病院は、新院長・まどか(大地真央)がクリーンな医局を取り戻そうと、大改革を推し進めていた。まどかこそ、未知子が先日出会った謎の女だった。
まどかは最新設備の整った大学病院で手術をするのが最善策だと判断し、車田を転院させ、未知子を雇う。しかし、まどかは未知子を車田の執刀医から外し、米国にいる心臓外科の世界的権威・マクソン教授(ブレイク・クロフォード)に、手術支援ロボットを遠隔操作して執刀するよう依頼したと発表するのだが・・・。
一方、患者の有名ジャーナリストとの不倫が発覚した志村が院長を追われ、代わって院長に復帰した蛭間(西田敏行)が再登場。
医学界の大物として、草刈正雄が初参加している。日本医療界のトップに君臨する「日本医師倶楽部」会長役。「東帝大学病院」の医局を昔のような「権力一極集中」の医局に戻したい、と考える“怪人物”で、今後、大門未知子の前に立ちはだかることになりそう。
■ここでクイズ。
「ドクターX」とかつてのNHK番組「プロジェクトX」との共通点は?
「X」が共通?(笑)ではないです。 〇〇〇がどちらも△△△。
正解:「ナレーションが田口トモロヲ」(反転)。なかなかいいです。
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