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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「薔薇色のブー子」(2014)指原莉乃(HKT48)主演のコメディ。</span>



薔薇色のブー子」(2014)を見た。
HKT指原莉乃(さしはら・りの)主演の人情コメディ。
HK/変態仮面」の福田雄一監督が、指原主演の「ミューズの鏡に続いて再びメガホンをとった。テレビでも十分というような映画ではあったが、気楽に見られた。
 
このブログのサブタイトルの「名作に進路を取れ」からは大きく外れた進路だが、自分を変えようと立ち上がった女子大生が、さまざまなハプニングや不幸に見舞われながら成長する姿を描く。

何かにつけて「ブーブー」と文句ばかり言うことから「ブー子」というあだ名で呼ばれる大学生の幸子指原莉乃)。もう一つ「ブー」というのは、小さい頃からのつい出てしまうオナラ癖(笑)。周りに誰もいないのでほっとする。成人した今も時々・・・。

家に閉じこもってばかりの非社交的な性格だった幸子が、あるきっかけで大学で新しいサークルを作り、30人も加入してくるなど仲間を集め、社交的でまとめ役にまで成長していく。


 
幸子は、いつか少女漫画のような出会いがあると信じている。
そんなある日、趣味がぴったりで、アイコンがジョニー・デップ似の男、スパロウさんいう名前の男とTwitter上で知り合った幸子は、スパロウさんに会うため外出するが、何十匹もの黒猫に遭遇したり、ドッキリで落とし穴にはまったりと、散々な目に遭うのだが・・・。
 

・・・

ショートコントの積み重ねのように、次から次に小ネタで笑わせるが、ツッコミどころも多い。

ツイッターで知り合ったスパロウさんと夜10時の約束で、デパートで衣装など準備の買い物をしようとしたりすると、訪問者のキリ番に三度も当たり(繰り返しがしつこい。笑)。その都度、ゲストとしてデパートの社長(志賀廣太郎)が踊りながら出てきて「おめでとう」とあいさつしたり、米俵など荷物になる賞品をもらったり、車にはねられたり・・・。車を運転していた女は、轢いておきながら、現金(200万円)を放り投げて、去っていってしまう。演じているのがAKB48仲間だった小嶋陽菜(友情出演か?)。

「時間に間に合うのか」というハラハラさせるハプニングが次から次に起こる。
インチキ占い師(片桐はいり)が、隕石が落ちると幸子に言うと、大学で地質学などを学んでいる幸子は、隕石が地球に落ちる確率はゼロに等しいというのだが、これがあとで関係してくる。
 
極めつけは、幸子人質の女の子供を助けるために身代わりになり、子供を救いだしたことから、やくざ組織の組長に祭り上げられ、セーラー服を着て、機関銃を持たされて・・・とまるで「セーラー服と機関銃」のパロディに。前方に並べられたたくさんの酒びんに向かって銃をぶっ放して、「か・い・か・ん」と言葉が出る。
 
個性的な脇役は見どころ。


 
ツイッターの相手のスパロウ(「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジョニー・デップの役名)に会うことができるのか。どんな人物なのか。途中で、素性がわかったが(笑)。
 
指原莉乃は、AKBを卒業して女優業に進んで出演作品も多い前田敦子大島優子ほど映画には出ていないようだが「薔薇色のブー子」では、主人公の役にフル回転でぶつかっていたようだ。


★★


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