映画「人間の証明」(1977)から40年。ドラマ化は5回目。
松本清張の「砂の器」と森村誠一の「人間の証明」は、昭和を代表する名作として定評があり、何度も実写化されてきた。不朽の名作「人間の証明」を藤原竜也がどう演じているのか。やや若すぎて、物足りないという先入観が無きにしも非ずだが・・・。
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昭和49年(1974年)、東京。
ホテルの最上階に向かうエレベーターの中で、一人のみすぼらしい身なりの黒人青年が息絶える。胸には深々と突き刺さるナイフ。頬には一筋の涙が伝っていた。
その日、最上階では高名な美容家の八杉恭子(鈴木京香)による盛大なレセプションパーティーが開かれていた。大勢のマスコミや招待客がひしめき、大物議員の夫(中原丈雄)と一人息子(堀井新太)とともにスポットライトを浴びる恭子は、理想の妻、理想の母として日本中の憧れを集めていた。
殺された青年の名前はパスポートからジョニー・ヘイワードと判明する。
その後の捜査で、ジョニーはニューヨークのスラム街育ちであること、片言ながら日本語が話せたこと、そして死の間際「ストウハ」という謎の言葉を残していたことが分かるが…。
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鈴木京香は久しぶりにドラマで見るが、安心して見られる。
藤原竜也は、舞台の癖で”演じてます”感が出なければいいが。
ほかの役者は、映画と比べるとやや見劣りがする印象。
あまり期待はせずに見る(笑)。
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