このドラマの共感できるところは、華やかな女優然としたところがなく、”隣のOLさん”(実際にはOLではなく、料理屋、ネールサロン、脚本家と職業は異なるが)といった、どこにでもいそうな女性たちを描いているという点。女子会と称して”つるんだり”、男関係で何かあると、「LINE」で第4出動!発令と集まるのだ。
吉高由里子は、2006年、映画「紀子の食卓」でデビュー。第28回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。2007年「蛇にピアス」に主演。原作を読んだが、異様な印象。この映画でデビュー以来、初ヌードを披露。第32回日本アカデミー賞新人俳優賞、ブルーリボン賞新人賞などを受賞。
■「女優・吉高由里子」記事:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/62704691.html
これまでの映画などでは、コメディっぽい役どころが多く、やや子供っぽさもあったが、「東京タラレバ娘」ではアラサー独身女性の設定(実年齢は28歳)で、等身大の悩める女性を演じて共感を呼んでいる。
小さな仕事のため、正直気乗りがしないまま香(榮倉奈々)と小雪(大島優子)と一緒に北伊豆へ向かう倫子。そこは過疎地で若い人はほとんどいない。「かわいいね。都会人は違う。美人だね。」と地元の人たちから言われて、有頂天になるも、
「60からみたら、わたしら30はかわいく見えるのか」と現実に引き戻される。
翌日、撮影現場にはADとしてイキイキと働く倫子の姿。倫子は仕事の楽しさを思い出し、仕事への意欲を取り戻していた。そして、8年前に振ってしまった早坂との関係が再燃?そんな倫子の姿にKEY(坂口健太郎)は何かを感じる・・・。
過去にタイムスリップできたら、こうしたかった、などが再現されるのも面白い。
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1月期ドラマでは、最も面白く、昨年9月期ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」並みに引き込まれる。
吉高由里子の映画この3本。
この映画では、共演の杏のほうが目立った。
■「婚前特急」記事:
あのお嬢様言葉がたまらなくいい。カーテンに隠れる恥じらいのしぐさ?(笑)。
若くして亡くなった横道世之介との遠い思い出を振り返る主人公の話。学生時代のなつかしさ、郷愁を感じさせる。