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「名作に進路を取れ！」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★「上野駅」界隈をぶらり。</span>

コーヒー・ブレイク

きょうは午前中は用事があり上野（東京・台東区）界隈にいた。
上野駅を降りて振り返ると、時計は8時だった。


 



時計の上には、気持ちよさそうにハトの群れがいた。
これがほんとの、「鳩時計」。
 
上野駅と言えば、かつては東北本線・宇都宮線や高崎線などのターミナル駅（終着駅）で、昭和30年代～40年ごろまでは、地方からの集団就職の終着駅として知られていた。

3年くらい前から、上野東京ラインができてからは、上野が終着駅だった宇都宮線（東北本線の一部）や高崎線が東京駅に接続され、様相が大きく変わった。上野駅は、茨城方面行きなど一部を除いて、単なる通過駅になってしまった。上野パッシングだ。



上野駅につながる歩道橋には、昭和の香りのする展示ディスプレイがあった。




上野駅は歌にもよく登場する。
石川さゆりの「津軽海峡 冬景色」（1977）が有名。

♪上野発の夜行列車 おりた時から
青森駅は 雪の中 　北へ帰る人の群れは 
誰も無口(むくち)で 　海鳴(うみな)りだけを
きいている　私もひとり 　連絡船に乗り
こごえそうな鴎(かもめ)見つめ　泣いていました
ああ～ 津軽海峡 冬景色♪

井沢八郎の「あゝ上野駅」（1964）

♪どこかに故郷の　香りをのせて
入る列車の　懐かしさ
上野は　俺らの　心の駅だ
くじけちゃならない　人生が
あの日ここから　始まった♪



上野は、かつてはどちらかというとあか抜けないイメージが強かったが、家電量販店（ヨドバシカメラ）、丸井などもあって昼間は賑わいを見せている。

上野公園側は、西郷隆盛の銅像があり、春は花見で人気スポットとなるほか、上野動物園や、公園内に10を越える美術館・博物館などがあり、文化・芸術面では都内有数の一角となっている。



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