ざっと思いつくままに挙げただけでもこんな具合。
目からウロコか涙か。
■目は口ほどにものを言う・・・目つきは口で話すのと同じくらい気持ちを相手に伝えることができる、表現できるという事。
■目の上の瘤(たんこぶ)・・・目障りで邪魔な存在の事
■目鼻をつける・・・物事のおおよその見通しをつけること
■弱り目に祟(たた)り目・・・不運な時にさらに不運な出来事が起こること。
■目と鼻の先(間)・・・非常に近い事
■目には目を歯には歯を・・・相手の仕打ちに対しては、相手の仕掛けてきたと同じような手段で対抗せよ。 旧約聖書では「(相手に傷を負わせた時には)・・・目には目を、歯には歯を・・・ (相手と同じように自分の身を傷付けて)償わなければならない」と説いている。
■目くそ鼻くそを笑う・・・目糞が鼻糞のことを、汚いといってあざ笑う。自分の欠点には気付かず、他人のことをあざ笑う。 お互いに欠点のある者同士がけなし合うこと。
■壁に耳あり障子に目あり・・・どこで誰が聞いているか、どこで誰が見ているかわからない。 密談や秘事はとかく漏れやすい、という事。
■鬼の目にも涙・・・どんなに無慈悲冷酷だと思われている人でも、時には温かい人間味を発揮するものだ、という事。
■鵜(う)の目鷹(たか)の目・・・鵜や鷹などの鳥が獲物を探す時のように、注意深く鋭い目つきで物事を探し出そうとする様
■生き馬の目をぬく・・・生きている馬の目を取ってしまうほどのすばしっこさで他人を出し抜いて 利益を得る事
■目に入れても痛くない・・・子どもや孫がかわいくてたまらないこと。溺愛する事。
慣用句では「目が高い」「目(芽)が出る」「(ギドラキュラさんに)痛い目にあう」「目に物を見せる」「目の敵」「目を細める」「(ピザには)目がない(fpd)」「目の玉が飛び出る」・・・など。
・・・
きょう、西武池袋線の「桜台」という駅の近くに用事があって、歩いていたら、古そうな「寿司屋」があって、看板が出ていた。看板には、「ランチ 目に言う」とあったのだ。
「目に言う」とは、値段が安い、ということを目に訴える、目に言うのだなと思った。
しかし、よく考えたら「ランチメニュー」のことかと閃いた(爆)。店主の洒落なのだろう。
「目に言う」から「目」に関する慣用句、ことわざを並べたりしたのはこのためだったのか?(笑)。
この店、確かに値段は安い。
随分乱暴な物言いの店だな。容疑者が、警察官の尋問に答えているような口調だ。「築地」の寿司の名店かもしれないから、許されるか(笑)。
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