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<span itemprop="headline">映画「007 スペクター」(2015)撮影快調。</span>





2015年11月に日本公開が決定している「007」シリーズ最新作「007 スペクター
(原題:Spectre)。

昨年12月8日にクランクインし、現在オーストリア・セルデン(Sölden)の山頂という真冬の厳しい条件のもと撮影を敢行中で、ロケ地から最新場面写真が到着(下)。





前作「007スカイフォール」は、生誕から50年目を迎えシリーズ最高の世界興収
1,100億円を突破した記念碑的な作品となったが、そのあとの「007」ということで、今回の製作陣へのプレッシャーは並々ならぬものがあるといわれる。

「007スカイフォール」でもプロダクションデザインを務めたデニス・ガスナーは、雪山でのカーチェイスやヘリコプターによる空撮などが可能なロケ地をサム・メンデス監督と世界中回って探したとのこと。


「007映画の歴史を引き継いで観客を納得させるクオリティとスケールを求め、たどり着いたのがここセルデンなんだ」と語っている。右写真がセルデン地方。

本作でボンドガールのひとりを演じるフランスの人気若手女優レア・セドゥは「ここは目を見張るような絶景。すごく緊張しているけど、同時にワクワクしている」と興奮気味に語る。

スペクターといえば過去シリーズでジェームズ・ボンドの宿敵として登場した悪の組織の名称。「女王陛下の007」(1969)ではスペクターの首領ブロフェルドのアジトとしてアルプスのシルトホルン山頂が登場。

セルデンでのアクション・シーンが、ストーリーの大きなカギを握ることは間違いなさそう。「007 スペクター」は、前作に引き続いてサム・メンデスが監督を手掛け、ジェームズ・ボンド役にはこれが4回目の登板となるダニエル・クレイグ

出演者は、ボンドの上司のM役となったレイフ・ファインズ
ボンドが使用する数々のガジェットを発明するQ役のベン・ウィショー
Mの秘書のミス・マネーペニー役はナオミ・ハリス
これら前作で新メンバーとして登場したキャストに加えて「美女と野獣」のレア・セドゥと「マトリックス」シリーズのイタリア出身のセクシー女優モニカ・ベルッチがボンドガールとして参加。


さらに、「イングロリアス・バスターズ」「ジャンゴ繋がれざる者」で2度アカデミー賞に輝くオーストリア出身のクリストフ・ヴァルツが共演。

主演のダニエル・クレイグはこのキャスティングについて「全てを準備するのに2年もの調整を要した。こうして豪華なスタートを切ることができて、とても興奮している」と語っている。

今後もメキシコ、ローマ、モロッコのタンジェ、など世界中のロケーションをめぐる撮影を予定。2015年ナンバーワンの話題作となること必至の“ジェームズ・ボンド最新作” 「007スペクター」。


撮影風景一部




女優陣は、モニカ・ベルッチレア・セドゥナオミ・ハリス

ダニエル・クレイグクリストフ・ヴァルツは、なんとなく雰囲気が似ているような(笑)。

スカイフォール」も年末公開だったが、今年の末には、「スペクター」旋風が巻き起こることになるか。



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