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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「ノーベル殺人事件」(2012、劇場未公開)</span>


 
映画版「ミレニアム」3部作を放ったスウェーデンのスタッフが世界的ベストセラー“アニカ・ベングッソン”シリーズの1本を映画化したのが「ノーベル殺人事件」。
なぜか劇場未公開。DVDのレンタルで見た。guchさんの得意なミステリーだろうか。
 
ちょうど、ノーベル賞の発表も行われ、日本人3人が受賞するなど、ノーベル賞に関心が高まっている・・・から見たわけではないが、たまたまタイトルに惹かれたのだった(笑)。
 
ノーベル賞の女性選考委員長が、何者かに殺害され、警備員ほか数名も殺されてしまう。新聞記者が真相を探るというサスペンス映画で、90分だが、息つく暇もないほど面白い。女性記者・アニカ・ベングッソンを演じる女優(マリン・クレピン)が、クールでハードボイルド。
 

 
ストックホルムの市庁舎で行われていたノーベル賞の受賞パーティの会場で、ノーベル医学賞受賞者であるイスラエルの医学者とノーベル賞選考委員会の代表が銃撃されるという事件が発生する。
 
会場を取材中だった新聞記者のアニカ(マリン・クレピン)は偶然犯人と思われるゴールドのドレスの女を目撃していたため、警察から箝口令を敷かれ、記事を書かないように圧力をかけられてしまう。
 

 
翌日アルカイダより犯行声明が出され、受賞者を狙ったテロとの見方が強まる中、アニカは独自に調査を進めていくうちにノーベル委員会の内部犯行であると確信する。関係者が次々に不審な死を遂げていく中、次第に真実が明らかになり黒幕を突き止めたが、女暗殺者はアニカをターゲットに忍び寄る・・・。
 
・・・
映画のオープニングは、ノーベル賞受賞式の会場で、「ES細胞」でノーベル賞を受賞した受賞者のスピーチがある。映画の会話中で、日本人でノーベル生物学・医学賞を受賞した利根川博士の名前が出たりする。
 
後半は、殺し屋を雇った犯人がわかり、女性新聞記者が、犯人に追われるシーンは、手に汗握るサスペンスだった。ただ、その犯人も、雇われた女スナイパーによって殺されてしまう。その女は、捕まらないまま、というのが歯切れが悪い。
 
☆☆☆
 
 
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