
1974年5月、日本にコンビニ1号店(写真)が、東京・江東区に誕生(「セブン-イレブン」)して満40周年となった。その模様は、「プロジェクトX」だったかで見たことがある。 コンビニの発祥はアメリカで、1927年に「サウスランド・アイス」という会社が、氷を売る売店に日用雑貨や食料品などを品揃えし、毎日営業を始めたのがそのルーツと言われている。
この店は後に営業時間が朝7時からよ夜11時までということにちなんで「セブンイレブン」と名付けられアメリカで発展していった。1973年に、このアメリカのコンビニを見たイトー・ヨーカ堂の鈴木敏文(当時30歳、現社長)が衝撃を受け、帰国し、株式会社ヨークセブンを設立し、アメリカ本社のサウスランド社とライセンス契約を締結び翌年「セブン・イレブン」の一号店がオープンした。
昔の「セブン・イレブン」のCMは、残業のサラリーマンにも間に合う時間(夜11時まで)であることから「開いててよかった!」がキャッチフレーズ。今は24時間営業だ。
現在、日本のコンビ二の数は、大手”3強”を中心に合計50,000店舗を超える。
1位「セブンイレブン」16,450店。
2位「ローソン」11,808店。
3位「ファミリーマート」10,635店。
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コンビ二勢力図:(地域別店舗数による)
関東・東北南部・九州地区は「セブン」、四国・関西・東北北部は「ローソン」といったところか。
ところで、台湾に出張ででかけると、コンビニが多い。
台湾語でコンビニは「便利店」とまさにコンビニエンス・ストアを漢字に置き換えたもの。フランチャイズ方式であり、店の近くの会社や住人の需要によって、売れる商品はまちまち。POS(販売時点管理システム)で、売れ筋がわかるので、店ごとに重点商品が変わってくる。
このセブン・イレブン方式(地域密着型)というのは、業界の違う台湾の会社でも実行している、という会社があった。客が望むものを提供するという単純なものだが、案外、会社はそこに気が付かずに、売りたいものを売ろうとするからだ。
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