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<span itemprop="headline">ドラマ:「花咲舞が黙ってない」(第1話)</span>


 
ドラマ「花咲舞が黙ってない」の第一回放送(4月16日)の視聴率が17%以上で、今年の民放ドラマの暫定1位となったとのこと。
 
NHK朝ドラの「ごちそうさん」での好演で、国民的女優になりつつあるが、引き続き注目ドラマに主演し、今度は銀行を舞台に大暴れするのだ。
 
「花咲舞が~」は、昨年大ヒットしたTBS系「半沢直樹」の原作本著者・池井戸潤氏の小説の中で、唯一女性主人公が活躍する「不祥事」をドラマ化したもので、期待されていた。
 
初回は、東京第一銀行の入行5年目の花咲舞()が、窓口受付業務(テラー)の職から、行内支店の不祥事、事務ミスなどを指導する嫌われ部署「本部臨店班」に異動。しかもそこには、花咲を煙たがっていた元上司の相馬健(上川隆也)がまたしてもいたのだった。
 
花咲と相馬が向かった茅場町支店で、支店の事務ミスは全て窓口係・中島聡子(木村佳乃)一人の責任にされているなど、支店長の矢島(羽場裕一)によるベテラン女性行員への不遇を、黙っていられず・・・との物語だった。
 
・・・
銀行は業績がすべて。出世競争、派閥、上司の顔色をうかがう行員たちの足の引っ張り合い。汚点を残せば出向という名の、二度と戻れない片道切符の辞令を言い渡される世界。このドラマ、まさに女”半沢”の世界を描いて小気味いい。
 
銀行の支店長・矢島は、「女子行員はコスト」と決めつけ、入社歴の長い女子行員から順番に解雇に追い込んでいた。3人を解雇し、残った一人が中島聡子だった。
支店長は中島に嫌がらせを言いやめさせようとしていたが、銀行のミスがあったということから、臨店の対象となり、花咲、相馬が「臨検」で訪れた。
 
相馬は、事なかれ主義。
同行する花咲には、事前に「何も余計なことは言うな」「何か言いたいことがあったら、一度息を吸い込め」「そして笑っていろ」と、”つい口が出てしまう”花咲に言い含めていた。問題なしの報告書が作成できればいいと考えていたのだが・・・。
 
・・・
自分の保身と出世しか興味のない支店長のパワハラに対する反発から、仕掛けをするベテラン女子行員。もみ消そうと画策する支店長と副支店長が万事休すのラストがすっきり。しかし、銀行の次期頭取の椅子を狙う輩などの、”たかが臨店担当ごとき”の逆襲が次回から始まりそうだ。
 
「やられたらやり返す。倍返しだ!」にかわる決め台詞は、今のところ花咲舞の「お言葉を返すようですが」だが、お言葉を返すようだが、パンチが今一つのようだ。
 
支店長の「たかがテラー」などの言葉に、握りこぶしで、顔をしかめる花咲が話そうとするのを、足を踏みつけて制止したり、ことばでも制止する相馬を振り切って花咲は黙っていなかった。
 
銀行では、1円の誤差でも徹底的に帳尻が合うまで確認するというのは聞いたことがある。それが、100万円が不足となったらどうなるか・・・。
 
自分の出世のためには、100万円を補てんしてまでもミス(バッテン)を隠そうとする支店長と副支店長。
 
花咲舞がいう。「私は新人として入行した時にこう教えられました。1円違っていても自ら補填してはならない」と。「支店長が、俺の人生と、言うなら、辞めさせられた3人の元行員にも人生はある」と。100万円をそろえて隠ぺい工作をしたことを暴く花咲舞。
 
母を亡くした花咲舞は父親から、いわれる。
「お前は相変わらず、他人のことを心配する顔をしている。お母さんそっくりだ」と。
「お母さんほどおせっかいではないよ」と言い返す花咲舞だが・・・。
 
”半沢”並みのブームを巻き起こすか、次週も注目だ。
 
次回第2話の予告はこちら:
 
 
 
 花咲舞が叫ぶ!
くそくらえ!
 
 
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