ドラマ「ダンダリン　労働基準監督官」最終回、”八方”丸く収まる。

竹内結子主演の日本テレビ系連続ドラマ「ダンダリン　労働基準監督官」（水曜後１０・００）の最終回が１１日に放送され、平均視聴率が８・６％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だったことが１２日、分かった。全１１話の平均は７・５％だった。

視聴率は、初回は裏番組の「リーガルハイ」が始まっていなかったので１１％を超えたが、「リーガルハイ」が始まると、視聴率は最後まで一桁だった。同じ時間帯に堺雅人が「半沢直樹」の勢いそのままに主演して高視聴率（２０％前後）の「リーガルハイ」とあっては、苦戦を強いられることになったろう。

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「ダンダリン」の最終回では、狂言で訴えられた労働基準監督官・南三条（松坂桃李）の提訴を取り下げるには段田凛（竹内結子）が、退職届けを提出するしかないところまで追いやられたが、逆転劇があって、ブラック会社・社長（柄本明）は解任。不当労働を強いられた社員には未払いの残業代が支払われることになり、一方、社労士事務所も、会社改善に貢献できることになり、労基の業務改善命令で決着。

第一話で、あたかも段田凛の葬式のようなシーンがあったがあれは、別の葬式だった。ラストシーンは、店のアルバイト店員募集に、男女の賃金格差の表記があり、労働基準監督官の段田（竹内）と南三条（松坂）の二人が、声をそろえて、募集広告を指差し「違反ですよ！」でエンド。労働基準監督官の仕事はこれからも続くのだった。

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ところで、竹内結子は、映画では年初に映画「ストロベリーナイト」が公開され、

３月にはドラマ「チープ・フライト」（格安航空会社の内部ストーリー）があり、秋は

「ダンダリン」だったが、年末には三谷幸喜のドラマ「エアポート２０１３」が放送される。