竹内結子の新ドラマ「ストロベリー・ナイト」は、竹内の男勝りのキャラクターと、クールビューティで初回の「シンメトリー」は、まずまずだった。ただ警察内部の上司が、いたずらに姫川玲子・主任(竹内結子)を毛嫌いして、むやみやたらと怒るのが行き過ぎのような気がする。時々失敗もするが、活躍して、事件を解決しているのに、根底に「女のくせに」という嫉妬があるのか。
かっこいい竹内結子→
第1話の「シンメトリー」(左右対称)というのがあんな形で使われるとは意外だった。
このドラマを見たら”アジの開き”は食べられないという気の弱い人間はいないと思うが・・・笑。 2回目以降も、継続して見ることにした。初回の視聴率は16.8%とまずまずの滑り出しだったようだ。
一方、演技派女優の永作博美の「ダーティ・ママ」は、”ダーティ・ハリー”の女版を狙ったのか、警察組織の中で、浮いている女刑事の話。赤ん坊を乳母車に乗せて捜査をするというのも無理がある。途中から、おもしろくなく半分も見ないでギブアップ。ヘアスタイル、服装などが、わざとらしく、現実離れしすぎている。
このドラマの時間帯は、前のドラマ「家政婦のミタ」と比べられてはかわいそうだが、感想を見る限り、散々な結果になったようだ。
共演の香里奈も、あまり魅力を感じない。次回からは見ないと決めた。
たまたま2本とも、刑事ものだが、fpdの中では、「明暗」を分けたという印象だ。
ダークホースになりそうななのが、「最後から二番目の恋」。
小泉今日子が演じる吉野千明は、45歳独身のテレビプロデューサー。友達との話題はもっぱら健康や老後のことで、将来への不安を感じているという役。中井貴一演じる長倉和平は、妻に先立たれた50歳子持ちの鎌倉市役所の職員。
45歳と50歳では「雲泥の差」といいはる吉野と、「四捨五入すれば50」といいはる長倉の言葉の応酬の絶妙さ!
第1話のラストは、”超ドッキリ”の幕切れで、次回の展開がどうなるのか・・・。
中井、小泉のコンビは十数年ぶりとか。並みの下手な役者は邪魔なくらい二人の名演は見ものだった。