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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「アンストッパブル」(2011)</span>


映画「アンストッパブル」予告編
 


 
アンストッパブル(原題: Unstoppable)は、2010年製作、2011年1月日本公開のアメリカ映画。通算5回目にして最後となるトニー・スコット監督とデンゼル・ワシントン主演のコラボレーションである。2001年5月にオハイオ州で発生した貨物列車暴走事故をもとに制作された。トニー・スコットの最後の監督作品。
 
ペンシルベニア州にある操車場で、最新鋭のディーゼル機関車「777号」(通称トリプル・セブン)の牽引による39両編成の貨物列車がブレーキ操作の不備によって無人のまま暴走を始めた。
 
この列車には19万リットルものの発火燃料に加え、発火性の強い有毒化学物質(フェノール)が大量に積載されており、このまま暴走を続ければスタントン郊外の急カーブで脱線転覆し大惨事になることは避けられない。
 
それを阻止すべく、意図的に脱線させるなどいくつかの手段がとられたもののすべて失敗する。この「巨大ミサイル」と化した貨物列車を止めるべく、旧式機関車で勤務中だったベテラン機関士フランクと、同乗していた新米車掌ウィルが立ち上がる
(HP より)。

 
・・・
無人列車の暴走する様子をマスメディアが報じるが、その列車のことをRunaway
Train(暴走列車)と表現していたが、映画のタイトルとして”暴走列車”のほうが”アンストッパブル”よりもわかりやすい。
 
同じような内容の日本映画「新幹線大爆破(1975)だったら「おお~おもしろそう」とみたいと思う。実は外国(ベルギー)で「Super Express 109」とあったので見たらこの映画だった(笑)。アメリカでは「The Bullet Train」として公開された。
 
カタカナのタイトルの映画が乱造されている・・・”アンブレイカブル”とか”エクスペンダブルズ”とか”アンノウン”とか”フォーガットン”とか何が何だか意味不明(笑)。
 
この映画は、サスペンス的な面白さもあるが、暴走列車を食い止めようとする鉄道歴28年のベテラン、フランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)と何か違った仕事にと転職してきた新米のウィル・コルソン(クリス・パイン)の掛け合いが面白い。まったく、意見が合わなかったが、やがて友情を築きあげていく。
 
操車場で操車場長を務めるコニー・フーパー(ロザリオ・ドーソン)が、バーンズとコルソンに本部の指示を伝えるのだが、上司のカルビン運行部長(ケルヴィン・ダン
が、適切な決定を下さないことにいら立ったコニーが「カルビンのバカ(ass hole)!」というのがおかしい。ロザリオ・ドーソンという女優は「七つの贈り物」「シン・シティ」くらいしか見ていないが、「アンストッパブル」では、主演に近いくらい存在感があった。
 
カルビン運行部長から、勝手な行動をとるとしてフランクとウィルに「クビだ!」というとフランクは、「もうクビになっている」。「ウン?」というカルビンだが、すでに早期退職勧奨制度であと何日かでクビになるというわけ。カルビンは「英雄気取りのようだが、何のために列車を止めようとしているのだ」というと「あんたのためじゃない。住民のためだ」とフランク。こういった会話のやり取りの面白さがある。
 
デンゼル・ワシントンは、飛行機の操縦士になったり、列車の機関士になったり、ギャングを演じたりだが、なかなか味わい深い演技を見せる。
 
☆☆☆ (かつての「サブウエイ・パニック」などのようにハラハラさせる映画で、大画面の劇場で見るべき映画か)
 
 
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