映画『はやぶさ 遥かなる帰還』予告編
列島縦断の「寒波」が続いていたり、北海道はもとより北陸地方に予想以上の積雪があったり、国政は停滞、難問山積の中、イロハもわからない大臣が任命されたりと、日本丸は、この数年でガタガタ・難破船になったようだ。
せめて、元気を取り戻すためにも、エンタテイメントの王道である「映画」に期待している。昨年は、全体的に映画が停滞していたような気がする。邦画でも、数年前の「フラガール」や「おくりびと」などが話題になった年と比べると、小粒だった。
今年は、邦画は、シリーズ3作では、最も印象に残った「Always 三丁目の夕日 '64」を皮切りに、”これぞ映画!”という作品が(期待を込めて)登場する予感がする。
muchという考えを持っていたが、この「はやぶさ 遥かなる帰還」だけは、絶対に早めに見に行きたい。俳優たちの意気込みが全く違う。情熱と挑戦…がひしひしと伝わってくる。とくに渡辺謙が、やはり迫力がありそう。
邦画では、このほか「わが母の記」がうるるるさせそうだ(笑)。役所広司、樹木希林、宮崎あおいなどが出演。変わったところでは「テルマエ・ロマエ」という映画。マンガの映画化だが、古代ローマ人に扮した阿部寛が、銭湯に登場するというからおかしい。共演は、上戸彩(平たい顔族=日本人)など。
「スーパー・チューズデー 正義を売った日」では、ジョージ・クルーニーが、「グッドナイト&グッドラック」に続く監督・主演をしているのが注目。アメリカ大統領選挙というのは日本と違ってかなり複雑かつ長期戦。その中で、驚愕の真実を暴くという緊迫のスリラーということで、興味しんしんだ。
タイトルがながくて、覚えにくいが、「ものすごく うるさくて ありえないほど 近い」という映画は、「めぐりあう時間たち」「愛を読むひと」「リトル・ダンサー」のスティーブン・ダルドリー監督作品ということで、期待できそう。主演は、トム・ハンクスとサンドラ・ブロックというアカデミー賞受賞者が共演。
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のメリル・ストリープを見てみたい。
「BATTLESHIP バトルシップ」「マリリン 7日間の恋」「Drive ドライブ」
なども公開される。
アカデミー賞にノミネートされている「アーティスト」は別格で期待している。この作品と賞レースで競うことになりそうなマーティン・スコセッシ監督の「ヒューゴの不思議な発明」も、子供向けかとバカにできない?(笑)作品のようで、みてみたい。