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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「家政婦のミタ」(16)・・・「業務命令です。笑ってください、ミタさん」(最終回)</span>

 
家政婦のミタの「特別編」と「最終回」が終わった。
 
「特別編」は、これまでのダイジェストで「焼き直し」(いくつか追加撮影があったというが・・・。
①ミタが墓参りするシーン
②次男・海斗の、同級生の喧嘩のシーンなどが加えられたようだ。

 
ダイジェスト版をみせられた・・・といった程度だった。
 
「本編」の最終回は、期待が大きかっただけに、驚きは少なかった。
 
「ミタは笑うのか?」が大きなテーマだった。
結果は、意外にも?できすぎなくらいに                    
「笑った(微笑んだ)」。

 
ミタが、どうなるか?という事前アンケートが主婦たちを対象にあったらしい。
①ミタが、阿須田家の父と結婚する(40%)
②ミタは、阿須田家を去る(40%)
③うららが阿須田家のダメ父と結婚する
  (19%)
 
結果は、②だった。
 
ミタが、うららに、ビンタするシーンがあるが、このシーンだけは、驚いた。
何回も、容赦なく、殴った(うららのほほは、ずっと、平手打ちのあとが残っていた)。
 
しかし、ミタのセリフがいい。愛想ばかりでは、相手に真意が伝わらない。
時には厳しくしないと、諭す。
 
ミタが、正式ではないにしても、阿須田家の「母」になって、態度が豹変する。
すべてに厳しくなる。子供たちは、「阿須田家を乗っ取るのではないか」という疑心暗鬼に駆られる。
 
しかし・・・。
 
次女・希衣に、「あなたにもプレゼントがある」といって渡した折り紙にミタが
書いた言葉(希衣さんのことが大好きです)は、泣かせる。
 
結婚式で「卒業」のオマージュか、といったシーンや、希衣の、「北斗十字星って何?」「奇跡って?」などという質問にいつも通り完璧に答えるミタ。
 
ラストシーン。
 
ごみであふれ、掃除・手入れもしていない殺伐としたある家の玄関。
ミタのデジタル腕時計の時間がきっかり「7:00」に代わると、家の扉を開け、
ミタの言葉。
 
「家政婦派遣所からまいりました
家政婦のミタです。」
 
The END
 
映画的な終わり方でよかった。