「家政婦のミタ」の「特別編」と「最終回」が終わった。
「特別編」は、これまでのダイジェストで「焼き直し」(いくつか追加撮影があったというが・・・。
①ミタが墓参りするシーン
②次男・海斗の、同級生の喧嘩のシーンなどが加えられたようだ。
ダイジェスト版をみせられた・・・といった程度だった。
「本編」の最終回は、期待が大きかっただけに、驚きは少なかった。
「ミタは笑うのか?」が大きなテーマだった。
結果は、意外にも?できすぎなくらいに ↓
「笑った(微笑んだ)」。
ミタが、どうなるか?という事前アンケートが主婦たちを対象にあったらしい。
①ミタが、阿須田家の父と結婚する(40%)
②ミタは、阿須田家を去る(40%)
③うららが阿須田家のダメ父と結婚する
(19%)
結果は、②だった。
ミタが、うららに、ビンタするシーンがあるが、このシーンだけは、驚いた。
何回も、容赦なく、殴った(うららのほほは、ずっと、平手打ちのあとが残っていた)。
しかし、ミタのセリフがいい。愛想ばかりでは、相手に真意が伝わらない。
時には厳しくしないと、諭す。
ミタが、正式ではないにしても、阿須田家の「母」になって、態度が豹変する。
すべてに厳しくなる。子供たちは、「阿須田家を乗っ取るのではないか」という疑心暗鬼に駆られる。
しかし・・・。
次女・希衣に、「あなたにもプレゼントがある」といって渡した折り紙にミタが
書いた言葉(希衣さんのことが大好きです)は、泣かせる。
結婚式で「卒業」のオマージュか、といったシーンや、希衣の、「北斗十字星って何?」「奇跡って?」などという質問にいつも通り完璧に答えるミタ。
ラストシーン。
ごみであふれ、掃除・手入れもしていない殺伐としたある家の玄関。
ミタのデジタル腕時計の時間がきっかり「7:00」に代わると、家の扉を開け、
ミタの言葉。
「家政婦派遣所からまいりました
家政婦のミタです。」
The END
映画的な終わり方でよかった。