テレビドラマの第1回「家政婦のミタ」を見た!
家政婦のあっせん所の女社長は、ミタを送った先の依頼者に電話。
「あれはないですか?」と遠まわしに言う。
「あれというと?」といぶかしがる依頼主。 ↑松嶋菜々子(37)の劣化(老化)が
今年初めネットで話題になったというが・・・
「家政婦」のドラマのためでは?
「いやね、家政婦を変えてくれ、という人もいるものですから」
確かに、変わった家政婦で、まるで、「ターミネーター」のようなロボット。
しかし、仕事は完ぺき。アイロンがけで、シャツをきれいに「五重ノ塔」のように畳むのは朝飯前。細かい几帳面のドイツの主婦でも負ける(笑)。料理も完ぺき。
妻を亡くした夫が、「どうして、こんなにうまく料理ができるのか」と聞けば、
「その家のなじんだ料理をつくるのが家政婦の務めですから」と当然のように言う。
4人の子供たちが登場するが、それぞれ、個性的。
中でも、一番小さい子供の演技は、芦田愛菜も真っ青の迫真の泣きの演技。
感情のかけらもない家政婦。
長男が、亡くなった母親の遺物を捨てればいい、といえば、家政婦は、
衣類から仏壇まで、庭で即座に燃やしてしまう。
松嶋菜々子が、美人顔をかなぐり捨てて、不気味。
新しいキャラの誕生だ。
タイトルの「家政婦のミタ」。
明らかに、市原悦子の「家政婦は見た」を連想させる。
決して笑わない、色気もない、しかも、無口で無表情な三田灯(あかり)というキャラ。
派遣された問題山積みの家で黙々とトラブルを解決して、お礼を言われても請求書を無表情で差し出す中年女役である。
隣の家の主婦に、燃やした火が移らないようにと、無表情で、ホースで水をかけたからさあ大変なことに。「ただで済むと思うな。自治会で問題にしてやる」と息巻いていた。
妻の死は、夫が原因の自殺であることが、夫の口から家政婦に告げられるが、
「それが何か?」という表情で、「(話は)それだけ?」と”家政婦業”を忠実に
実行すること以外には、関心がないようだが・・・。
”ミタ”は果たして、なにがあって、こういう人間に作られたのか・・・。
次回の展開が、いやがうえにも気になる。
恐ろしい番組が始まったものだ(笑)。
※3~4週して、話題になったときに、初回を見逃したからと思って、見ないで放置
しておくと、「しまった」と損をするドラマだ。番組は知っていたが、「小さな恋のメロディ」が他のチャンネルであったので、見逃したという人も、次回に見れば、まだ追いつきます!(爆)。
「家政婦(の番組)を見た?」がやがて話題になるはずだ。
※ちなみに初回の視聴率は19.5%ということで、それまでの15%水準を上回った。
13日は、主演の松嶋菜々子の誕生日(38歳になりました)。↓のTB(ぴくちゅあさんの記事で、確認ください!)