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<span itemprop="headline">映画「脇役物語」(2010)</span>


映画 【脇役物語】 ~予告編~ (益岡徹 永作博美
 

 
脇役物語」(2010)は、昨年秋に公開されたようだが、脇役のように(主役より目立っちゃダメというCMもあるが)目立たなかったようだ。
 
この映画を観たいと思ったのは、「八日目の蝉」などで、演技派女優の地位を確固たるものにしている永作博美が出演していることと、映画の醍醐味のひとつは、脇役と常々思っていること、ブログ友のふぁろうさんも勧めていたような気がしたこと(爆)などによる。
 
チラシによると、益岡徹永作博美主演の、長編ロマンティック・コメディー映画「脇役物語」。万年脇役役者のヒロシは、職場でも、私生活でもいつも脇役。そんなヒロシが活気ある女優の卵と出会い、恋に落ち、人生の主役は自分自身だと気づく話。津川雅彦松坂慶子、他豪華キャストが共演。
 
この映画の主人公(益岡徹)は、まさに職業が「脇役俳優」。言ってみれば、脇役オンリーの笹野高史のような存在。ちょっと違うのは、私生活でも、よく「ほかのだれか」と間違われること。コンビニの店員だったり、有閑マダムのスキャンダルの相手に間違われたりと、ドタバタ・コメディの中にも笑いと哀感が・・・。まるで、ジャック・レモンのよう。
 
主人公のヒロシは、少しは知られた俳優だが、女優になりたい、女優の卵(永作博美)とのかけあいがおもしろい。主人公の父親に扮するのが、曲者役者の代表、津川雅彦。息子が、ひょんなことから女優の卵を家に連れてきたものだから、完全に恋人と思いこみ、「なかなかやるわい」と大喜び。
 
最初は、気にもしていなかったその女優の卵にいつしか恋心が芽生えて行く・・・。
 
実年齢60歳近い松坂慶子昔は大ファンだった!)の若い男とのキスシーンは、みもの?(爆)。あまりにもふっくらしてしまったが、美貌のかけらは残る(失礼)。
 
永作の笑顔というのは、ほかの女優にはない、可愛さがある。アラフォー女優だが、
30歳かそれ以下にしか見えない。永作の作品では「同窓会」「人のセックスを笑うな」「八日目の蝉」などがいい。ほかに中村靖日などが出演。
 
脇役物語」は、タイトルはいいが、パンチがいまいち。
 
★★