で、挑戦的で、ドン引きする(笑)。内容は、真逆で、いたってまじめな?ラブコメだ。
タイトルの意味は、作者が、たまたま書店かどこかで、「同性愛」の本を見てくすくす笑っている客がいたのを
みて、思いついたというから、タイトルに抱くイメージとはだいぶ違う。
永作演じるユリ(39歳)と、松山演じるみるめ(役名)(19歳)の純愛ストーリーだが、みるめに好意を寄せるえんちゃん(蒼井優)の話もある。
永作博美は、現在40歳(この映画の撮影時は37歳)だが、童顔で若く見える。
最新作「八日目の蝉(せみ)」が注目されていて、演技派として評価が高い。
ユリは、猪熊さんと、インドに旅立ってしまうが、みるめは「逢えなくなったからって、終わりってことではないだろう」とつぶやく。
今をときめく蒼井優は、子供っぽく、無邪気で、みるめに思いを寄せるが、なかなか想いが伝わらないところや、みるめと観覧車デートをしているときに、みるめに「(ユリと)会いたいなら会えばいい。」「バッかじゃない!」と責めるようにいうシーンは圧巻だ。
松山ケンイチは、この映画は自分のための映画のようだとインタビューで答えていたように、主人公になりきりだった。「ノルウエイの森」にしても、完全に役にのめりこむタイプのようだ。
温水洋一など曲者役者も出演。
”タイトルに惑わされるな!”という種類の映画。
ユリが、みるめにモデルにならないかと誘って、家で洋服、シャツを
脱ぐように促すのだが、まさか、ズボン、パンツまでとは・・・爆。
このあたりのやり取りは映画ならではで、自然で?(爆)俳優の実力だ。
おっさんが映画館に一人で入れるような映画ではないが、たまたま無料動画
「Gyao!」で、見られたので見た。
☆☆☆