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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ハロウィン」(ジョン・カーペンターズ監督、1978)を見る。今ごろ?(笑)

 
「ハロウィン」という映画。ハロウィンの日に起こった恐ろしい事件を題材にしている恐怖映画で、これまで避けてきた種類の映画。
 
しかしGH字幕さんのブログのプレゼント企画に応募したら厳正な抽選”(多分?笑)の結果、当たってしまった(笑)。それで、観た。ホラー映画の好きな人には、今更みたのか?と言われそうだ。
 
「ハロウィン」は、1978年に公開(日本公開は1979年)され、その後シリーズ化されている(2002年までに8本)。「ホラー映画」「スプラッター映画」と呼ばれているが、第1作では、人体損壊や流血の描写はそれほど多くはない。
 
もちろん「ハロウィン」映画を見たのは今回が初めて。この映画の、恐怖の一つは、それを煽るような音楽(テーマ曲:HALLOWEEN THEME)だろう。
 
あの「ジョ―ズ」の音楽の恐怖を連想させる。観客を震え上がらせる御膳立てがうまい。カメラも、人間目線で動き、不気味。これは監督であるカーペンター自らの作曲。ほかの多くの監督作品でもカーペンターは音楽を担当するなどマルチの才能を持つ。
 
映画の主役は、サム・ルーミスを演じるドナルド・プレザンスやローリー・ストロードを演じるジェミー・リー・カーティスカーティスのブギーマンを相手にした際の絶叫シーンは、絶叫クイーン(スクリーム・クイーン)と称される。
 
絶叫クイーンとしては他に「サイコ」のジャネット・リーなどが挙げられる(リーはカーティスの実母である)。親子で叫んでいたわけだ。父親は、「お熱いのがお好き」のトニー・カーティスという映画一家だ。
 

主演のドナルド・プレザンスというと、まず思い起こすのが「大脱走」の書類偽造屋。そうそう「007は二度死ぬ」の悪の組織スペクターの親分ブロフェルドも印象的。
坊主頭と特徴のある声により、悪役が多い。

ハロウィン」は、正統派シリーズとは別に、リメイクも製作されるほどの人気シリーズ・・・とは今日まで知らなかった。

 
「ハロウィン」に登場する殺人鬼、ブギーマンは「13日の金曜日」の殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズや「エルム街の悪夢」の殺人鬼フレディ・クルーガーなどにも影響を与えている。
 
これらの3作は、共に1980年代に人気を博したスプラッター映画といえる。3作を合わせてアメリ3大ホラー」(もしくは「世界3大ホラー」)とも称される。スミマセン、知らなかった(笑)。
 
ストーリーの舞台となっているのは主に、アメリカのイリノイ州ハドンフィールドであり、事件は主に10月31ハロウィンか、その前日あたりに起こっている。
 
「ハロウィン」のストーリー:
1963年のハロウィン。イリノイ州にあるごく普通の平和で小さな町、ハドンフィールドで殺人事件が起こった。現場のマイヤーズ家で殺害されたのは、その家の長女、ジュディス・マイヤーズ。
 
そして、彼女を殺した犯人はなんと、マイヤーズ家の長男(ジュディスの弟)で6歳のマイケル・マイヤーズであった。マイケルは責任無能力の異常者として、直ちに精神病院に措置入院となる。
 
悪夢の殺人事件から15年後。21歳になり、それまで病院でおとなしくしていたマイケルは突如脱走。途中で殺害した作業員から作業つなぎを奪い、更には金物店で白いハロウィンマスクと洋包丁を盗んだマイケルは、高校生のローリー・ストロードの命を狙う。その一方、マイケルの担当医である、ドクター・ルーミスがハドンフィールドに訪れていた・・・。
 
あたりを見回していて、振り返ったら後ろに人がいるというシーンなどがあるが、ドキリとさせるショック療法のようなシーンは、見ていて声を上げそうなほどだ。
 
13日の金曜日(Gyaoで放送中)も見なくては、いかんなと思う今日この頃です(笑)。
 
☆☆☆