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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">海外の「天国と地獄」の予告編。</span>


High And Low(「天国と地獄」予告編)
 
黒澤明監督の名作「天国と地獄」は、海外では、「High and Low」として公開されました。 実際に、ニューヨークで「七人の侍」などの「黒澤明週間」で見たこともあります。
 
この予告編を見ると、原作が、エド・マクベインの87分署シリーズの「キングの身代金」だけあって、アメリカの公開では、アメリカのサスペンス映画タッチです。
 
この映画も、何回観たか分からないほど見ています。
 
好きなシーンはいくつもありますが・・・。
 
①戸倉警部(仲代達矢)が、最初は、誘拐された社長の息子の捜査の時に、
 先入観で、金持ちは好かん、と思っていたのが、権藤社長(三船敏郎)が
 実直な靴職人で、運転手の息子が誘拐されたにもかかわらず、助けようとする
 気持ちに打たれて、共鳴して「になっても、犯人を捜し出すんだ」という叫び・・・
 迫ってきました(笑)。
 
②特急こだまのシーン。
 洗面所の窓がら、犯人が要求する3,000万円入ったカバンを権藤社長が投げ出すとき。刑事から、「子供さんに間違いないですね」といわれて、「オレの命と引き換えるんだ(=このお金を失ったら、自分の地位は無くなることから)間違えるもんか!」というセリフ。
 
まあ、列車の中の緊迫したシーンは、ぞくぞくしました・・・。

何度見ても、面白い!


☆☆☆☆