日本アカデミー賞授賞式が5日、夜9時から東京・高輪のホテルを会場に開催された。
優秀賞にノミネートされること自体、大変だが、最優秀賞は、悲喜こもごも。
「作品賞」「主演男優賞」「主演女優賞」は、予想が的中しました!
「助演男優」「助演女優」「監督賞」は外れました(笑)。
http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/58925524.html
司会の関根勤の初司会は、パンチ不足。メモ片手にインタビューのような姿は最悪。
サブ司会の3人の一人、関根の娘、真理のほうは、元気いっぱいでよかった。
司会者のアメリカのヒュージャックマンのように、歌って踊れとは言いませんが(爆)。
助演男優賞・・・香川照之 (5度目の挑戦で初受賞)
「尊敬する山崎さんから、受け取ることができてうれしい。西田敏行さんからお金をかける映画は多いが命をかける映画は少ない、といわれ頑張った。客が一人も来なくても、映画を完成したいと思いました」
(感想)今の日本映画で欠かせない個性的な演技派。
助演女優賞・・・余貴美子 (プレゼンターの余が受賞。二年連続。)
「足し算が女優と思っていたが、引き算が大事だと根岸監督に教えられた」(室井)
「小劇場出身で、アカデミー賞は別ものと考えていましたので、まさか二度受賞とは考えていませんでした」(余)
(感想)やや意外。余は、二年連続の快挙。「監督、家族に感謝・・といってみたかった」とアメリカのアカデミー賞のようなスピーチ。“ディア・ドクター”は、嘘をつきとおす話でしたが、自分も役柄を誠実に、嘘を通せるように演じていきたい」(笑)
主演女優賞・・・松たか子
「原作、監督、セットの大工さん、喜んでくれたことと思います」(松)
(感想)今回の候補の中では、群を抜く演技で、予想通り。
主演男優賞・・・渡辺謙
「沈まぬ太陽」の監督「謙さんは熱い」
(感想)予想通り。ほかの主演者との格の違いを見せつけた渾身の演技。
「山崎豊子先生が教示を示したもの。スタッフの皆様、多くのお客様ありがとうございました」(渡辺謙)
最優秀監督賞・・・木村大作(「剣岳 点の記」)
「今日はおかしいですね(笑)。映画を愛する人にとって、剣岳は最高の作品でした」(木村)
最優秀作品賞・・・「沈まぬ太陽」!!!
(感想)予想通り! この骨太の大作が「ディア・ドクター」に阻まれたら・・と心配していました(笑)
外国映画賞・・・「グラン・トリノ」