fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」(2008)</span>


ちょうど1年前に公開されたアメリカ映画「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」(2008)。

30数年前の、ブラック戦争映画の傑作「マッシュ」や「戦略大作戦」のような映画かと思って
期待が大きかったが、唯一の見所は、想像を絶するトム・クルーズの風貌と演技!

完全なおバカ映画。予告編などでは、ほとんどトム・クルーズの名前が出てこないところがみそ。
これが逆に "口コミ"で広がったのかも。

トム・クルーズが意外な役柄を演じているということだけで、興味しんしんだったが、そこ
だけは、期待を裏切らなかった!(爆)。


ワルキューレ」「大いなる陰謀」で、精悍な将校や政治家を演じたクルーズは、そこには
ない。いやはやすごいです。スキンヘッドに近い風体の映画製作者に扮し、かなり役柄上
体重を増やしたようで、なんとラストシーンでは・・・・・。

この映画、コメディー俳優としては超人気スター、ベン・スティラーが監督と主演をかねている。
長年企画を温め続けてきたという戦争サバイバル・コメディー。

自己中心的な、主に落ち目の俳優たちがアクション映画の撮影で東南アジアへ赴いたが、
本物のベトナム戦争に巻き込まれてしまう。「プラトーン」「地獄の黙示録」などのパロディも
見られる。

共演者には、「キングコング」「ホリディ」などのジャック・ブラックのほか、ロバート・ダウニー・Jr
などが出演。カメオ出演としては、ジョン・ボイト、トビー・マクガイアなども顔を見せている。

ランボー」のようなアクション、撃ちあいも派手だが、内容はいまひとつ。

好き嫌いが別れる映画でしょうが、あまり乗れない映画でした。

トム・クルーズの意表をついた役柄がなければ、見て損した映画リストの1本に加わったいたでしょう(笑)。