「山手線」という言葉が、CMの中にも出てきます。
山手線を、”やまてせん”と読んでいませんか(?爆)。
東京都心を走る環状線、「山手線」の読み方は、現在「やまのてせん」が正しいです。
山手線の読み方は「やまのてせん」であるが、戦後長らく「やまてせん」と呼ばれた時期がありました。
戦後まもなくの頃、鉄道施設や道路標識などにローマ字表記が進められた際、山手線には国鉄(現JR)
部内での通称だった「ヤマテ」につられて「YAMATE」とローマ字を振ってしまったことがきっかけ。
そのため、しばらく「やまてせん」という読み方が一般に定着したことによる。
部内での通称だった「ヤマテ」につられて「YAMATE」とローマ字を振ってしまったことがきっかけ。
そのため、しばらく「やまてせん」という読み方が一般に定着したことによる。
戦前の「やまのてせん」という読み方が復活したのは、1971年3月。
きっかけは、群馬県内の吾妻線(読み方:あがつません)の開通。吾妻線が「あづません」と読まれないようにするため、国鉄(JR)では全路線の線路名称にふりがなをつけることを決定。山手線には「やまてせん」ではなく「やまのてせん」というふりがなを振ることになった。「やまのてせん」復活の理由は、線名の由来・発祥からして、「やまのてせん」の方が伝統的に正しいことと、根岸線に山手駅(やまてえき)があることで、混同を避けるためだった。
ということで、「山手線」のローマ字表記は「YAMANOTE LINE」となっている。
今月10月は、「山手線」誕生100周年という。
家電量販店のヨドバシカメラのCMは、1990年代はじめまでは、「♪まあるい緑の“やまてせん”、真ん中通るは中央線~♪」だったが、歌詞も「やまのてせん」に変更された。この歌は、有名になってしまい、その当時の歌詞は・・・
「♪新宿西口、駅の前、カメラはヨドバシ・カ・メ・ラ!♪」(だった)。
ごちゃごちゃ書きましたが、「やまてせん」と会話の中では、実は使っています!(爆)。